:芸術家
ニコラ・プッサン(1594年-1665年) バロック美術を代表する芸術家の一人。 彼はイタリアの訪れ、ラファエロやカルラッチの絵画に学んで、厳格な古典主義様式を確立し、古代史・神話・聖書の主題を、考古学的時代考証も交えて描き出した。 正確なデッサン、明快で秩序ある構図など理知的要素を重んじることによって、物語画(歴史画)の基礎を築いた。
先週のことになるけど、3月1日から始まった国立新美術館「ルーブル美術館展ー愛を描く」に行って来た。 【公式】ルーヴル美術館展 愛を描く|日本テレビ <みどころ> ルーヴルが世界に誇る珠玉の絵画コレクションから厳選された、「愛」の名画、73点が一堂に集結! 古代の神々の愛、キリスト教の愛、恋人たちの愛、家族の愛、官能の愛、悲劇の愛…16世紀から19世紀半ばまで、ヨーロッパ各国の主要画家の名画により、多様な愛の表現に迫る! 「愛」というテーマを通して、誰もが知る傑作から隠れた名画まで、日本初公開作品を含め、新たな発見や出会いのある展覧会 なかでも、18世紀フランス絵画の至宝、フラゴナールの《かんぬ…
展覧会『藤森詔子「生きていることをあたりまえと思うな!」』を鑑賞しての備忘録GALLERY MoMo Ryogokuにて、2022年11月26日~12月24日。 11点の絵画で構成される、藤森詔子の個展。 表題作《生きていることをあたりまえと思うな!》(2273mm×4546mm)は、突然の襲撃を受け、一人の女性が攫われ、それを阻止し、あるいは嘆き悲しむ人々を描いた作品。駐車場か広い道路のような開けた場所が舞台。後方には激しく炎を上げ黒い煙が立つ車列が見える。右側の爆破された瓦礫の中には、アスファルトの下の土が覗き、激しい雨が既に水溜まりを作っている。その手前には襲撃に斃れた人物と、彼に手を触…
ニコラ・プッサン(1594-1665)はフランスの画家。歴史画や神話画を多く残しています。 The Nurture of Bacchus (1624-1625) File:Nicolas Poussin - The Nurture of Bacchus - WGA18285.jpg - Wikimedia Commons タイトルから察するに、中央の酒っぽいものを飲んでいる赤子がディオニュソスでしょう。ディオニュソスがたくさんのサテュロスやニンフにかわいがられて育っていたらかわいいですね。
自分の口にモノを詰め込んだセルフポートレイトにカビを生やす、3部作の完結編。第1部「Absorber」は食べ物、第2部「JANUS(ヤヌス)」は花、そして今作「vanitasism(ヴァニタシズム)」は「文明」がテーマ、様々な人工物を模した小物が登場する。万物を受け容れる口――青木大祐は聖杯なのか?? 【会期】R4.11/18~30
9月25号(일요일) 家が遠い / 韓国ドラマ『私の解放日誌』 先日、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』について話していたのだけど、その人はこの映画の“暴力性”、“残忍さ” について、あのように易々と描いてしまうことに抵抗があると話していた。 www.youtube.com 確かにそういう一面もあるかもしれないけれど、僕は例のあのシーンを観たときに、古典の悲劇や神話を想起した。神話に出てくる “神々” というのは想像を絶するくらい滅茶苦茶であり残忍でもある。ふつう “神” という言葉でイメージする “神聖さ” とはかけ離れているというか、なんとも理解し難い。『パラサイト』のあのシーンも同様な…
36日目(2022/08/19(金))+8/20(土)でのまとめ 36日目(2022/08/19(金))+8/20(土)でのまとめ 要約:詩編46篇の謎 本日は有休なので強いです。チャレンジ頑張るぞ。 513クリア +111 +1 で開始。 分かってることおさらい。 迷路と六角形パズル3問。 ボードゲームみたいなやつ1問。六角形と迷路パズル。5の立体迷路と対応する。写真撮るとよさげ。 洞窟内に壁掛けされてる4問。どこのパネルがオンになるかランダム。迷路、六角形、テトリミノ、対象パズルが出る。 洞窟の入り口のパネル2問。3面ずつパズルが出るが、1つ以外は解けない。白黒パズル、カラフル&金平糖パズ…
ニコラ・プッサン絵には、例えば「アルカディアの牧人たち」(ルーブル美術館)のように人生における「生」と「死」を表現したと思える作品、言わば哲学的テーマを表現した作品が見かけられる。この作品もそうだと思う。 ニコラ・プッサン 「人生の踊り」 1640年 ウォレスコレクション所蔵(イギリス・ロンドン) 原題は「The dance to the music of time」だから、直訳すれば「時の音楽に合わせたダンス」とでもなりそうなのだが、Wikipediaでは「人生の踊り」となっている。なかなか上手い訳かもしれない。 真ん中で踊るのは、「春夏秋冬」の四季の擬人化であり、富と貧困・喜びと悲しみ等人…
砂糖とかの甘い物、保存料たっぷりの菓子、薬品漬けのコンビニ弁当とかをたくさん食べている内に頭の働きが鈍ってくるらしい。実際自分の子供の頃の食生活を振り返っても駄菓子やコーラ等の甘い飲料をたくさん摂取していたし、20年間コンビニ経営をしながら売れ残りの弁当ばかり食べて来たので実感できる。頭がボーっとして考えがまとまらない事が多いし、怒りとかの感情をコントロールする事も出来にくいようだ。うかうかとこれまで生きて来てしまったようだ。 頭の働きが悪いのは今でも変わらないが、一つだけ気付いた事がある。昔好きで良く勉強した絵画芸術作品をじっくり見直すと、そこに不思議な隠し絵が見えて来た事だ。それはひょっと…
本記事はこちら。 blog.livedoor.jp 時代・様式 作者名・様式名 作品名 古代 ギリシア エルギンマーブル ギリシア 円盤投げ像 ヘレニズム ラオコーン ヘレニズム サモトラケのニケ ヘレニズム ミロのヴィーナス ローマ カピトリーノのウェヌス ローマ マルクス=アウレリウス騎馬像 中世 ビザンツ ハギア=ソフィア ビザンツ ハギア=ソフィア ビザンツ ハギア=ソフィア ビザンツ ユスティニアヌス肖像画(サンヴィターレ聖堂) ビザンツ テオドラ肖像画(サンヴィターレ聖堂) ビザンツ アンドレイ=ルブリョフの《至聖三者》 ジョット ユダの接吻(スクロヴェーニ礼拝堂) ルネサンス マ…
こんにちは!!!!! 今回は今週末キスマイが名古屋に来るということで、キス担に行ってほしい!行くべき!キスマイスポットを名古屋が地元の私が伝えられる範囲で紹介していきたいと思います☺️ ただ今回は週末とはいえ日曜日、月曜日で余裕を持って遠征できる方は少ないと思うので、バンテリンドームから移動できる範囲でお伝えします。 私が知っている範囲なので載せきれてないこともあると思います。全てではないというのをご了承の上、名古屋観光に参考にしていただけると嬉しいです! 芳光 (名古屋市東区) 芳光といえばわらび餅です! これは千ちゃんがスイッチの試食で食べていました。バンテリンドームからもアクセスが良いし…
ニコラ・プッサン『冬または大洪水(連作「四季」)』 夕方に襲ってくる嵐 ハイドンが1761年、ハンガリーの大貴族、エステルハージ侯爵家の宮廷楽団副楽長として雇用され、最初のデビュー作として作曲した、3曲セットのシンフォニー、『朝』『昼』『晩』。 今回は最後の『晩』を聴きます。 この曲で、具体的に『晩』の事象を表しているのは、第4楽章の『ラ・テンペスタ(嵐)』だけです。 夕方に襲ってきた嵐を表現した標題音楽になっています。 嵐は、ハイドンの後年のオラトリオ『四季』の『夏』でも取り上げられていますが、そこでも襲来したのは夕方です。 そこで描かれているのは、嵐がひとしきり暴れたあと、過ぎ去って静寂が…
三部作が初演された、ウィーン・ヴァルナー通りのエステルハージ侯爵邸 ハイドンが題名をつけた、唯一のシンフォニー ハイドンが1761年、ハンガリーの大貴族、エステルハージ侯爵家の宮廷楽団副楽長として雇用され、最初のデビュー作として作曲した、3曲セットのシンフォニー、『朝』『昼』『晩』。 今回は2曲目の『昼』を聴きます。 3曲のうち、この曲だけ自筆譜が遺されており、そこに1761年の日付があったため、年代の特定ができたのです。 ちなみに、ハイドンのシンフォニーにはいくつも親しみやすい愛称がついていますが、それは題名ではなく、また作曲者の意図を反映したものでさえありません。 ハイドンが題名を楽譜に記…
『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』 この間の土曜日は小雨降る中、乃木坂にある国立新美術館に『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』を観に行きました。 【展覧会概要】1870年に創立されたアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵しています。 本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する約2500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨…
マリア・テレジアのために戦う、ハイドンの主君エステルハージ・パウル・アントン侯爵 ハイドンを雇った、偉大なる侯爵 ハイドンは1761年、ハンガリーの大貴族、エステルハージ侯爵家の宮廷楽団副楽長として雇用されました。 これは、女帝マリア・テレジアの支配する、オーストリア、ハンガリー、チェコ、スロバキア、北イタリアにまたがる大帝国において、最も有力で、最も富裕な大領主の音楽活動一切の監督を任されたことになります。 ときにハイドン、29歳。 彼にこの大役を任せた、時の当主、エステルハージ・パウル・アントン侯は英邁な君主で、若き日には、父帝が崩御し、女の即位は認めないと諸国から攻められたマリア・テレジ…
東京国立近代美術館で開催されている鏑木清方の展覧会に行こうとしたら雨。電車を乗り換えている間にやめた。 六本木にある蔦屋書店にだけ、マイケル・フリードの『没入と演劇性』が販売していた。そのため、六本木に行き、5000円もする本を購入。この前、ダミアン・ハースト展と一緒に行ったボストン美術館展に展示されたシャルダンの絵画について書いている書物らしい。ナイト・ミュージアムでそのときは人がほとんどいなかった。他の人も閑散としている展示と言っている。フェルメールもシャルダンもプッサンもカラヴァッジョといった日本では収蔵されていない作品が見れるというのに。けれども閑散としていて、落ち着いた常設展みたいで…