古代エジプト最後の王朝。 名前の通り、アレクサンドロス大王の部下で「後継者」(ディアドコイ)の一人だったプトレマイオスがアレキサンドリアに都して開いた。 そういうわけで血統としてはギリシャ系の王朝だが、エジプトの古風も引き継ぎ、強大な王権を誇った。 紀元前30年、ローマ(というかオクタウィアヌス)によって征服され、最後の女王クレオパトラ(7世)が自殺して滅んだ。
1.ゴールデンウィークに動かざるをえないことへのボヤキ 今回は奈良・明日香を経由して熊野に向かう強行日程である。 実家から奈良に向かうにもルートがいくつかあるが、高速道路・幹線道路である限り必ず詰まる。 しかも今回は、慣れない初ルートを選択したからう回路もわからない。 第二京阪道で門真まで行き、近畿道に乗り換えたが渋滞。 下道に下りて、旧大和川が南から北に流れるのを渡って、富田林の太子から高架道路に乗り、奈良県内へ。 通常ならば1時間半弱で行く道のりが2時間半ほどかかった。 ゴールデンウィークの真ん中に動くというのは予測がつきにくい。 しかし、ゴールデンウィークくらいしかまとまった休みがとりに…
https://ja.wikipedia.org/wiki/プトレマイオス朝: プトレマイオス朝 BC305-BC30 https://ja.wikipedia.org/wiki/クレオパトラ7世 クレオパトラ7世 BC51-BC30 プトレマイオス朝の系図にみえる クレオパトラ1世~6世
古代において養蜂は、現在の砂糖生産と同じような重要性を持っていた。 古典時代における養蜂の証拠は主に文献的なものであるが、例えばソロンが養蜂について規制を導入したことや、複数のポリスやプトレマイオス朝エジプトが養蜂に税金をかけていたことが知られている。 考古学的証拠としては陶製の巣箱が広くギリシアで発見されており、細長いシリンダー状の巣箱が使われていた。
高松塚古墳の発掘が話題になった頃、ある地域での新発見の古墳について、新聞社が森浩一先生にコメントを求めた。新聞記者曰く「記事の見出しは『高松塚より古い古墳発見!』でいきます」。先生は「あのな、もし高松塚より新しい古墳が見つかったらそのほうが大ニュースになるよ」と返答した。— 山田邦和 (@fzk06736) April 23, 2022 ⇨解説しますと、高松塚古墳は「終末期古墳」であり、古墳の中でも最も新しい時代に造られた。築造年代は8世紀前半。その時代にはもうほとんど古墳はない。この記者さんは古墳の報道をするというのにそれも知らず、「時代が古いほどニュースバリューがある」と早合点していたわけ…
前回に続きローランド・シュラップ氏の『獣帯の力の人類の文化史への影響』から紹介する。 地球には、宇宙から12の形成力が送られてくる。宇宙を古代の人々が見たとき、天界にはその力を表すイメージが浮かんだのである。しかし、それらを見ることができる霊視力は、時代と共に次第に薄れていった。そのようなことから、それらの力がそれぞれどの方角から来るかを示す目印として星座(獣帯の12宮)は生まれた。 ーーーーーーーー イメージの色あせ 原ペルシャ文化の双子宮の時代の後に、金牛宮の時代が続く。紀元前2907年以来、春分点の太陽は、2160年間にわたり、原始の人間の魂に、その力が雄牛のイメージで現れる天界の方角の…
読書法は数あれど実践するのは難しい。 読書を通して市政に参画する。 あなたは公共サービスをフルに活用しているだろうか。 話題のメルカリ読書法 近頃、読書を習慣とする人たちの間で実践されている読書法がある。それがメルカリ読書法だ。 メルカリ読書とは?メルカリ読書術について解説します - とーしばブログ フリマ時代の読書術 - 無理なく月10冊を読む技術 - Halfway - 鶴田浩之のはてなブログ この読書法をまとめるとざっと以下のようになる。 新刊を買ったらメルカリに出品する 商品価値を下げない*1ように読み切り、メルカリで売り切る 売却価格は定価の7~8割で実質2割の出費で本が読める 結果…
未だに捜索が続く世界史の英雄の墓 歴史に名だたる英雄の墓は後世の人に敬われ大切にされれる、ということであればいいのですが、全然そんなことありません。 盗賊に盗掘されたり、政敵や敵民族によって暴かれ遺骸や遺骨を燃やされて捨てられたりすることもありました。そういうわけで死後の安寧のために、自分の墓を隠す権力者は多くいました。 その他にも、どういうわけか墓の場所が紛失して見つからないケースなど、歴史上の偉人だけど墓がまだ見つかっていない人物をピックアップしてみます。
こんにちは。 突然ですが、みなさんはベストセラーの本は読みますか? 古代世界最大の図書館はアレクサンドリア図書館と言われています。紀元前3世紀ごろのプトレマイオス朝で建設されたとされ、現在の紙製の本とは違いパピルス紙による巻物という形で所蔵されていたそうです。その蔵書数は40万巻とも推定されています。当時の学問の中心でもあり、3代目館長を務めたエラストテネスは地球の円周をほぼ正確に測ったことや、素数の判別方法である「エラストテネスのふるい」でも有名です。紀元前の出来事とは思えないスケールの大きさです。 その後、図書館は戦火により焼失しましたが、2001年に同じエジプトのアレクサンドリア市に「新…
【問題】 ポリスの枠に囚われずに生きるにはどうすればいい? 【問い】 ①その概念はどのような背景で生まれたか? ・東西交流の影響から、ポリス政治からの逃避と個人の内面的幸福の追求が解かれるようになり、ポリスの枠にとらわれない行き方を理想とする「世界市民主義(コスモポリタニズム)の思想が生まれる。 ②その問題はどのような背景で生まれたか? ・ヘレニズム時代の東西文化融合により、ポリスの枠に縛られない生き方の模索が始まった。 ③その概念によってどのような問題が解決し、その後どうなったか? ・世界市民主義という思想が知識人の間に生まれ、哲学の世界では「エピクロス派」と「ストア派」が盛んになった。スト…
昨日紹介したポーランドのノーベル文学賞受賞詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカは、30年にわたり数百冊の本の書評を書いてきた。その一部が、『シンボルスカ詩集』(土曜美術社出版販売)に抄録されている。そこに取り上げられているアンナ・シヴィデルクヴナ『七人のクレオパトラ』の書評から、 有名なクレオパトラはプトレマイオス朝の女王だったが、この王朝には7人のクレオパトラがいた。有名なクレオパトラはその7代目だった。 (……)プトレマイオス朝は、ファラオの伝統に基づき、王は神々同様自分の姉妹たちと結婚することになっていた。これは形式のみならず、その逆で共通の子孫を持つという大義名分があった。この子孫たちがまた…
星月夜はセラフィの語源は三つあると考えていま~す。 うち二つはすでに他の人が主張しているところを見かけたことがあるのですが、第三のものは星月夜が最初に思いつたものである可能性が高そうで~す。 本稿ではまず通説となっている二つの語源を確認し、最後に自身の説を挙げま~す。お忙しいかたは最後の部分だけ読んでくださ~い。 ※語源その1 セラフィム 元の飼い主のカレヴァンの名は、キリスト教史における有名人物であるカルヴァンと似ていま~す。 さらにカレヴァンの異名「疾風のサザンクロス」は、キリスト教のシンボルマークを想起させま~す。 確認されたカレヴァンの他の仲間モンスター四匹の名は、それぞれキリスト教の…
books.google.co.jp Alexander von Humboldt 1847[1849] Cosmos: A Sketch of a Physical Description of the Universe, vol.2. Translated by E. C. Otté. London: Henry G. Bohn. THE IMAGE REFLECTED BY THE EXTERNAL WORLD ON THE IMAGINATION......, pp. 370–372. ←いまここ Description of nature by the ancients, pp. …
田村愛姫へ 現代喜劇舞台。脚本が可能だと信じるのならば、NHK大河ドラマでも良いです。多分、舞台でないと不可能かと? 「黄泉醜女(よもつしこめ) かぶく(仮)」 「かぶき踊り」が出雲の阿国によって京都で始められたとされるのが1603(慶長8)年。 ですから、歌舞伎にはすでに400年以上の歴史があります。 ちなみに江戸で歌舞伎が始められたのは、現在の京橋に中村座ができた1624(寛永元)年といわれています。 ... 現在の東京都中央区京橋にある「江戸歌舞伎発祥の地」の石碑。 テーマ曲: 元禄花見踊り https://youtu.be/pSBB5s8AOTw youtu.be それか、中島みゆきさ…
ユスティニアヌス朝最大版図 上は、ユスティニアヌス1世が崩御する直前の565年のビザンツ帝国の版図である。首都圏であるエーゲ海を中心に、地中海全域に帝国が拡大している。 首都圏 ビザンツの首都圏であるエーゲ地方は、帝国の中心地であり、「文明の十字路」とも言われたため、多くの民族が行き交い、ギリシア系文化も花開いた。帝都コンスタンティノープルのほか、ラテン帝国打倒後に成立したニカイア帝国の由来、ニカイア市、現在はエディルネと呼ばれているアドリアノープルやテッサロニキ、アテネなど、有名な都市が多い。ビザンツはトルコにあった国であると言われることが多いが、実際はエーゲ海西側の方が発展しており、トルコ…
https://www.epicgames.com/store/ja/p/assassins-creed-origins Assassin’s Creedシリーズの第10作目。 紀元前49年頃のプトレマイオス朝エジプトが舞台で、アサシン教団とテンプル 騎士団ができる前になる。主人公はメジャイであるシワのバエク。 アサシン教団の前身である古き結社により息子 ケムを殺害されたバエクが、古 き結社の構成員を復讐のため排除していくという話。 10作目でついにアサシン教団創設の話に焦点が当たる。 アサシンでない人物が主人公でもある。 といっても主人公 バエクの操作感は、当たり前だがアサシンのそれと遜色が…