丹下健三建築の東京カテドラル聖マリア大聖堂でバロックのコンサートに行ってきた。教会なので、祭壇の上がステージ。バロック合奏団の演奏で、ステージ上には、ピアノではなくチェンバロが置かれていた。柱の無い広々とした空間に荘厳な雰囲気が加わり、なんとも神聖な気分。高い天井にも、よく音が響く。以前からこの丹下の教会建築の中でクラシックのコンサートを堪能してみたかったのだよねえ。 前半は、バロックの名曲集、休憩をはさんで後半はクリスマス・コンサート。演奏は、チェコのプラハ・バロック合奏団。全曲有名で耳に馴染みの曲ばかり。生の楽器の音は、本当にいいなあ。耳に心地良く、そして心に染みた。空間と音楽の醸し出すこ…