以前こちらの記事でコンパウンドスタートアップとは何か、なぜ今コンパウンドスタートアップの採用が増えているかについて書いた。そちらの記事では主に外部的な要素(顧客ニーズ・競争環境・実効環境)の面からコンパウンドスタートアップの採用が増えている理由を考えたが、プロダクト自体の持つ性質もそこに影響を与えているように思う。 今では当たり前のように言われている"初期のスタートアップはひとつのプロダクトにフォーカスすべき"という(コンパウンドスタートアップとは逆の)考えが常識になっていった2000年-2010年代の代表的なスタートアップのプロダクトといえば、Facebook, Uber, Airbnbなど…