わたしは、元肉体労働者、前商売人です。人生の前半は、おおむね、地べたをはいずり回り、人生の後半では、少しお空を飛んだこともあります。今は貧乏なネトウヨにすぎません。 貧しい日本、バブルの日本、停滞の日本とともに歩んできました。人生のモットーも、「山よりでっかい獅子(シシ)は出ぬ」から「生きて生き抜き、戦って戦い抜け」へ、やがて「死ぬこと以外カスリ傷」に、ついには「死んでもイノチがありますように」へと変遷したのです。 戦後のユース・バルジ ―― 人口ピラミッドで、「若年層(ユース)」が、「バルジのように膨らんでいる」状態を指す ―― のひとり、要するに戦後ベビーブーム世代です。今はつらくても、今…