今回はプロ野球でよく出ているワードについて書いていきます。 18回目は「育成選手制度」です。 ①実戦よりも育成を主目的とした選手契約のための制度 育成選手制度とは実戦よりも育成を主目的とした選手契約のための制度です。 元々1965年のドラフト制度が導入されてから、公式戦の出場は出来ないもののチームの練習には参加可能な「練習生」がいましたが、 ・有望な学生を球団職員として契約し囲い込む ・怪我や米国への野球留学で出場機会のない選手を任意引退公示により支配下から外す という方法がまかり通っており、明らかに不平等が生じていたので1992年に廃止。 その後2005年にアマチュア野球の廃部が相次いでいた…