アメリカのミステリ作家、パーネル・ホールの小説シリーズ。
または、その主人公、スタンリー・ヘイスティングスの事。
冴えない中年私立探偵である主人公の仕事は、弁護士事務所からの依頼で“救急車の追っかけ”をする事。すなわち、事故専門の調査員。だがそんな彼にも時折、探偵らしい仕事がやってくる。ところがそういう仕事は必ず、厄介事と死体を呼び込んで……?
冴えないなりに頑張る控えめ探偵の活躍を描く、ユーモア調ミステリ。
『探偵になりたい』
『犯人にされたくない』
『お人好しでもいい』
『絞殺魔に会いたい』
『依頼人がほしい』
『陪審員はつらい』
『撃たれると痛い』
『俳優は楽じゃない』
『脅迫なんか恐くない』
『脚本家はしんどい』
『裁判はわからない』
『罠から逃げたい』
『サスペンスは嫌い』