余りの重さで落ちてしまったヘチマの棚。 実っていたヘチマはかなり大きかったけれど、 茂る葉に覆われて見つけ出すのに一苦労した。 一番大きかったヘチマはどうやら大丈夫のようで、 地面に落ち腐りかけていたようなそれはとっくに自然と皮が外れ、 立派なヘチマの繊維がむき出しになって出来上がっていた。 最初にこれを見た人が暮らしの道具に代用したのだろう。 若いヘチマはネットで調べると沖縄や鹿児島で食用にされているらしい。 そこで、作り方を調べ、初めて料理に挑戦してみた。 若いヘチマの皮をむくと、冬瓜のような白い果肉が現れた。 若いので種も柔らかい。 それを四角く切ってナスとピーマンと一緒に油で炒めた。 …