2020年の読書メーター読んだ本の数:308読んだページ数:89225ナイス数:1496涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)の感想「溜息」辺りでハルヒの能力は、物語内部に入りこんでしまった無自覚な作者のようだなと思ったことを思い出した。登場人物にしつこいくらいにミステリ議論させたのは作者の趣味だけでなくシリーズ全体に張った伏線のルール説明なのでは。作中作を解く形で作者が読者に仕掛けたトリックを暗示しているんだろう。 今回は前巻で登場した敵キャラは出てこないが再登場の予告あり、Tと呼ばれる謎の留学生も登場。とはいえ前回SOS団は現行5人なことが改めて確認され、鶴屋さんたちが三年生なことを併せ…