ベアテ・シロタ・ゴードン.
1923年にウィーン生まれ。 ピアニストの父親が山田耕作らに招かれた際、5歳でともに来日。 米国留学中に太平洋戦争が起こり、終戦後、GHQの一員としなり再来日。 日本の新憲法の草案委員として女性の人権条項を起案し、現憲法の14条と24条などに反映される。
2005年、インタビューなどえを交えた記録映画「ベアテの贈りもの」が公開された。 2012年12月逝去。
昨日「大阪の日本画」展を中之島美術館まで見に行き興奮が冷めやらぬうちに「細雪(ささめゆき)」を。 戦前、大阪が大大阪と呼ばれた時代の雰囲気を感じる作品です。 4姉妹のはんなりした関西弁と性格の緻密さにあっという間に上巻を読み終わる。 若い頃、代表作を読んで「そんな好きちゃうな」と思ってから読まずにきた谷崎潤一郎に出逢い直している気がする。 冒頭で姉妹でレオ・シロタの演奏会に出かけるシーンがあって驚く。 日本国憲法に男女同権を書き込んだベアテ・シロタ・ゴードンさんのお父さんやないかい!! 「1946年のクリスマス」と言う本の中でベアテさんは戦前に音楽家の父と住んでいた日本であまりに女の人に権利が…
著者の母校である恵泉女学園の創立者、河井道をモデルにした渾身の作品です。「女性の偉人伝はなかなかエンタメまで降りてこない」と語る著者は、「河井道の生き方があまりに面白くて、ぜひ楽しい小説にしたいと思った」とのこと。本書は、河合道と生涯に渡るシスターフッドの関係を結んだ一色ゆりとの関係を軸にしつつ、彼女と交流があった当時の有名人が数多く登場する大河小説となりました。タイトルは恵泉の卒業生が在校生にランタンを手渡すという伝統から採られています。 1877年(明治10年)に伊勢神宮の神職の家に生まれた河合道は、父の失職によって函館に移住。札幌でミッション教育を受けた際に新渡戸稲造の知遇を得て19歳で…
2022年に観た映画とその感想記事を一覧にしています(全記事へのリンクあり)。複数回鑑賞が増えて曖昧なカウントとなってしまいましたが、鑑賞総数は約230本とします。うち劇場鑑賞は118本でした。昨年とほぼ同じです。 年間ベスト的なものは、【2022年「自分の世界に食い込んできた映画」トップ5】として発表してみました。「おんもしろかったーーー!!!」が必ずしも心に残るとは限らない、っていうようなセレクトになっています。 月ごとの振り返り記事 1月/2月/3月/4月/5月/6月/7月/8月/9〜10月/11〜12月 では以下、感想記事の一覧です。 新作映画 準新作・旧作映画 ドラマシリーズなど 新…
I LOVE...(特典無し) アーティスト:Official髭男dism ポニーキャニオン Amazon 12月13日の視聴 ・『SONGS「King Gnu ワールドカップ直前スペシャル」』 →あーこれ、強化試合のカナダ戦の前の回か。 →「飛行艇」(2019)。 →井口理のエアヘディング。なんだそりゃ。 →そして「Stardom」(2022)! ◇ ・『SONGS「紅白SP」』 →あーそっか。福山雅治&柴咲コウの回、再放送見逃してんだ。いや、やってないんじゃね?申し訳ないけどNHKさん、もう一回やってくれませんかね。 →“緑黄色社会”はリョクシャカと呼ばれるですか。結成10周年?!以外に長…
2022年も残り2日ということで、今年読んだ本のベストランキングを発表します。 2022年現時点で読んだ本は82冊で、これから読もうとしている83冊目がこれまたベストランキング入りしそうな本ではあるのですが、先にこれまでに読んだ82冊から選出したベストランキングを発表させて頂きます。 今年も読んだ本に独自の判断と基準で点数をつけました。 82冊はなかなか膨大なので、90点以上を付けた本たちを感想文と共に紹介します。 なんかうっかり6,000文字超書いてしまったので、年末年始のお暇なときに、ごゆるりとお読み頂けましたら幸いです。 『君のクイズ』小川哲 『吉原御免状』隆慶一郎 『1945年のクリス…
皇室 皇室のご活動 おことば・記者会見 皇室に伝わる文化 参賀・参観・申込 宮内庁 現在のページはホーム皇室のご活動ご活動について上皇上皇后両陛下のご活動平成31年4月30日までのおことば・記者会見について天皇皇后両陛下の記者会見など皇后陛下お誕生日に際し(平成25年)のページです。 皇后陛下お誕生日に際し(平成25年) 宮内記者会の質問に対する文書ご回答 <英文>へ 皇后陛下お誕生日に際してのご近影 問1 東日本大震災は発生から2年半が過ぎましたが,なお課題は山積です。一方で,皇族が出席されたIOC総会で2020年夏季五輪・パラリンピックの東京開催が決まるなど明るい出来事がありました。皇后さ…
季語 特選 選者 並選 選者 作品番号 作 品 作者 無花果 1 無花果や焼いて食べてとラジオから 一駒 無花果 2 無花果が甘し宗祇の生まれし地 牛郎 無花果 牛 3 無花果の木の白き血の思ひ出や 法被衣 文化の日 歌 4 文化の日負けて押売り新憲法 一駒 文化の日 歌 5 文化の日歩ひて廻る展示場 牛郎 文化の日 駒 6 今日は晴れ何して遊ぼ文化の日 法被衣 文化の日 法 7 文化の日家族居並び二眼レフ 歌子 当季雑詠 8 採り忘れ果報な巨峰甘露かな 一駒 当季雑詠 祥 歌法 9 外で会ふ妻のスーツに赤い羽根 牛郎 当季雑詠 10 松毬踏みつ墓苑の迷い道 法被衣 当季雑詠 牛 11 舟小屋…
「働かざるもの食うべからず」という言葉をご存知でしょうか。 働かなかったら、食べるなと言ってますよね。 働くという言葉の解釈は広いので、単に会社に勤めることだけではなく、専業主婦でも親の介護でも、子育てでも働くの一部だとは思います。ともかく、何か自分が手足と頭を動かして他人の役に立たないようであれば、食べるなと。 食べるな?、食べなかったら生命の維持ができません。 これは過激な表現なのに、なぜかことわざとして普通の言葉になってます。 多分、学校や教科書には登場しないんじゃないでしょうか。言葉通りの意味で考えると過激すぎると思います。そこまで言わなくても・・と思いますし、働くの意味の解釈次第では…
プーチン、プーチン、プーチン。アンゲラ・メルケルは政界引退の際に本当のところは「心地よい話」だけに言及するつもりだったにも関わらず、この元首相はロシアとクレムリン皇帝について口を開くのである。それには正当な理由がある。 退任から6ヶ月後の6月初旬、小規模イベントにて元首相として初めて公の場にて演説を行った。自らの今後の役割を模索している様子であった。もう首相ではなく一市民であるため、言動に十分気を使っているのだろう。「傍聴席からのコメントには答えられません」とのこと。「これからは私個人の人生です」。 それは建前に過ぎなかったのだろう。長くは続かない。メルケルは政治問題、とりわけプーチンとロシア…
ユダヤ人 ドイツ民族ヨーロッパ ユダヤ人 ユダ・マカバイ フラウィウス・ヨセフス アキバ・ベン・ヨセフ マイモニデス スピノザ フロイト カール・マルクス アインシュタイン フリッツ・ハーバー ベングリオン シャガール ジョン・フォン・ノイマン スティーヴン・スピルバーグ ラリー・ペイジ セルゲイ・ブリン マーク・ザッカーバーグ 総人口 1,400-1,500 万人(2014年現在)[1] 居住地域 イスラエル 6,135,000[1] アメリカ 5,425,000[1] フランス 478,000[1] カナダ 380,000[1] イギリス 375,000[1] ロシア 190,000[1]…
夏のワインといえば、泡もの! 特にシャンパーニュが旨い季節。 ウィルトスさんでシャンパーニュ試飲会を開催するというので、会社帰りに行ってみました。全12種(有料3種含む)で参加費5000円です。 ヌーヴェルセレクション ミッシェル・ロクール ブラン・ド・ブラン ブリュット・プルミエ・クリュ テヴネ・ドルーヴァン ブリュット カルト・ノワール プティ・カミュザ ブラン・ド・ブラン・ブリュット ポールサディ シモンヌ ブリュット・プルミエ・クリュ セルジェ・マチュー ブリュットトラディション・ピュール・ピノ ルー・ベアティトゥディネム(シモン・ドゥヴォー) ブリュット・ブラン・ド・ブラン”ぺガサス…
本日のタイトルは文庫本の副題で、その本題は「読むための日本国憲法」。東京新聞政治部編。東京新聞は、中国新聞の東京支社が発行する日刊の新聞で、他の地方の方々が読めるかどうか知らないのだが、ネットにもニュースを流しているので是非いちどご覧ください。利害関係はないので、売り込みではないです。 この新聞の特徴はやや週刊誌的な編集方針があるようで、特集や続き物が多い。週刊誌には失礼だが、内容はこちらのほうが真面目で優れている。本当の話、最近の週刊誌はいったい、どうしたのだ。大相撲と皇室関係の悪口ばかりではないか。 さて、憲法だった。この本の発刊は2014年4月であり、あきらかに自民党の改正草案(2012…
この資料は、ジャン・クロード・プレサックによる『アウシュヴィッツ ガス室の技術と操作』を翻訳したものです。 phdn.org 目次 - アウシュビッツ ガス室の技術と操作 J-C・プレサック著 特定のページのリンクを貼りたい場合は、 このページのURL + #p + 三桁のページ番号 としてください。 [例:チクロンBの取扱説明書のあるページ(Page018)を指定したい場合] https://holocaust.hatenadiary.com/entry/2020/08/21/031127#p018 Page537 著者による後書き ビルケナウでのユダヤ人絶滅に関する彼の立場と、この研究を行…
『冬の蕾 ベアテ・シロタと女性の権利』(岩波書店)は、日本国憲法の草案づくりにたずさわったアメリカ人女性、ベアテ・シロタ(Beate Sirota Gordon、1923-2012)と日本、日本国憲法との関わりを描いたマンガです。作者は、わたしも学生のころよく読んでいた樹村みのりさん。樹村さんの線は大好きです。 一部の改憲論者は、今の憲法を押しつけと言いますが、たしかにそういう側面もあるでしょう。しかし、戦後、日本人だけで憲法を作りなおしていたら、現行憲法ほど民主的な憲法はできなかっただろうことが、この作品からもよくうかがわれます。また、まだ若い女性だったベアテ・シロタさんが起草にかかわったか…
今日は元共産党員で政府内部でも 様々な仕事をしていたジャーナリスト 篠原常一郎先生の講義を聞いていました。 篠原常一郎先生のプロフィール ↓↓↓↓↓ https://xn--eckaubhp5cv436c4he.com/courses/51 私たち日本の日本国憲法は 戦争を反省した日本人が 書いたものでしょうか? それともGHQが 書いたものでしょうか? 戦後、日本国憲法は 戦争を反省した日本人が 書いたものだということが 言われていたこともあったようです。 しかし、 今ではGHQが日本に押し付けた 憲法であることが分かっていますよね! さらに篠原先生によると その日本国憲法の草案の さらに下…