日本測地系として明治期から2002年3月まで用いられた準拠楕円体。 GPS測量など測地技術の浸透や世界測地系への対応のために 2001年の測量法改正によってこの基準は放棄された。
ちなみにこの準拠楕円体は、 赤道半径を6377397.155mとし、 逆扁平率を299.1528128と定めている。 ドイツのフリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル(1784-1846)が計算して、 その後、ドイツと日本などがこの基準を採用した。
緯度経度のデータ形式には、2つ壁があって、座標系と表示形式。 座標系 日本測地系と世界測地系がある。3 日本測地系と世界測地系 | 国土地理院からの引用。 我が国では、改正測量法の施行前は、明治時代に採用したベッセル楕円体を使用していました。明治政府は、近代国家に不可欠な全国の正確な地図である5万分の1地形図を作るために、基準点網を全国に整備しました。この時採用された楕円体が、改正測量法の施行前まで使用されてきたベッセル楕円体です。そして、当時の東京天文台の経度・緯度が、天文観測により決定されました。この位置が現在の日本経緯度原点となっています。この測地基準系を「日本測地系」と呼んでいます。全…
この記事はMATLAB/Simulink Advent Calendar 2023の16日目の記事として書かれています。 qiita.com 1. はじめに 3次元点群データは、XYZの点の集まりで表現されますが、「地球上での位置」を示すこともできます。 以下の図は、無料のGISソフトウェアであるQGISを利用して、地図上に3次元点群データを表示しています。 この際に、座標参照系(CRS)やEPSGコードというものを設定する必要があります。 この記事では、3次元点群データを地図上で見るために必要な座標参照系(CRS)やEPSGコードについてまとめます。 3次元点群データはiPhoneに搭載され…