「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督が快挙を達成した。濱口監督の新作映画「悪は存在しない」(2024年公開)が、ベネチア映画祭(イタリア)最高賞の金獅子賞に次ぐ審査員グランプリ(銀獅子賞)を受賞した。 「悪は存在しない」は、主人公が暮らす自然豊かな村の近くにキャンプの宿泊施設を建設する計画が持ち上がり、それが村の水資源や生態系に影響をもたらすことが明らかになるという物語。 濱口監督は、2020年のベネチア映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した師匠・黒沢清監督の「スパイの妻」で、共同脚本と企画を担当。 主な受賞歴: 【2021年】 「偶然と想像」ベルリン映画祭で審査員大賞(銀熊賞)を受賞。 「ド…