→ベルクソン ベルグソン、アンリ。哲学者。 かつては「ベルグソン」と表記されることが多かったが、 最近は「ベルクソン」と表記される。フランス語の辞書を 見ても、両者の発音記号が載っているが、ベルクソンの 出自を調べた研究者(確かPh,Soulez)により、正式には 「ベルクソン」であるとされている。
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その後、東福寺展を観ました。寺から美術館の内部という無機質な空間に移された仏は、もう信仰の権化でなく、宗教的作品、いや、芸術的美術品です。 手で触れられるほど、近くで、裏面まで見られるのは、うれしくもあり、哀しくもあります。 寺から運ばれて生命の躍動感がどうも仮死状態のように見えたのは、1日に二つ、展覧会を観ようと欲張りすぎたのかもしれません。 昨秋も見た東福寺の通天橋(からの紅葉シーン)が、実物大で作られていました。 ◯文化と創造 創造は、生命を削ります。新しい命を産むために幾多の芸術家らの命が捧げられてきたのです。 制作は、編集して、まとまったものを作りますが、創造は、多くの異なったものが…
世間でチャットGPTというAIが流行っている。 何ができるのだろうか。 SNSでは、レポートを作成したり、まとめをつくったり、校閲をしたり、できるのでNY州では宿題につかってはいけない夢のようなAIだという。コンサルの初期調査はこれでできるとか、Googleにとって代わるとかいろんなことを言われている。 よし、ならばベルグソンの「創造的進化」の内容をAIにまとめさせたらどうなるのだろうか。まずはベルクソンの著書について質問するところからはじめよう。 生涯に4つの著作しか残さなかった哲学者が8つの代表的著作を持つと。 なるほど。 同じ著作名をもっともらしく挙げるがそんな著作物を書いていない。 何…
同じ種族であったネアンデルタール人との生存競争で生き残ったのがホモサピエンスの諸氏なのだが、これが最後の同種併存だった。つい一万年前ごろまでは生存していた。 ここでは脳の容量がネアンデルタール人の方がやや上であったことを指摘しておきたい。彼らの平均は1550㎖で、現生人類は1450㎖。 ネアンデルタール人に勝っていたのはおそらくホモサピエンスの「社会性」であったという説がある。言語機能もその一つとされる。芸術的なネアンデルタール人は情感的で歌えたかもしれないが、ホモサピエンスはビジネス的で正しく伝えること(コミュニケーション)ができたのだ。 それについては、先ごろ読んだ面白い記事があった(20…
清水正の著作、レポートなどの問い合わせ、「Д文学通信」掲載記事・論文に関する感想などあればわたし宛のメール shimizumasashi20@gmail.com にお送りください 大学教育人気ブログランキングに参加しています。応援してくださる方は押してください。よろしくお願いします。 sites.google.com お勧め動画・ドストエフスキー『罪と罰』における死と復活のドラマ https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk&t=187s 清水正の著作購読希望者は下記をクリックしてください。 https://auctions.yahoo.co.jp/s…
時の流れが激しい。時は水のように過去を押し流す。記憶をコントロールすることで時の流れをコントロールできるかもしれない。ベルグソンの時間論に注目した小林秀雄もひょっとしたら、そのことに可能性を感じていたのかもしれない。記憶すべきことと忘れ去るべきことを分けて、自分の立ち位置の修正に役立てようとコントロールできるとしたら、それは探求すべき事柄かもしれない。そう言えば村上春樹も「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」で記憶の問題を扱っていた。一角獣をメタファーとして使っていたが、今はそれを再読して確かめる気力がない。 ぼくが今時の流れを感じているのは、おそらく定年退職してしばらくの頃と決定的…
寝たり歩いたり。昨日の雨は紫陽花の花の栄養になった模様。元気に開いている。日本の古文の笑いの表現は開くということで、花のように笑うとかなんとか。ベルグソンさん流の嘲笑も開くことだが、日本の表現の方が好き。個人的にはいつも閉じながら笑っている人より、通常形態では不愛想な人が時々開いて笑う姿態のほうがお好み。 笑いとか感動というのは、やるせなさにある。岡田さんがロードラマとハイドラマを語っていて、前者は24時間テレビとか世界の中心で愛を叫ぶとか君の名はみたいなことで、後者はETとかターミネーターとからしい。感情を誘導していくか、鑑賞者の気持ちの動きがどうなるかを投げっぱなしにできるのか。予測と外し…
朝ごはんは納豆かけ梅干しご飯、昼にはコンビニで袋ラーメンを買ってきて放っておいたら液体になってしまうもやしと、キャベツと焼豚を加えていただく。気を抜くと野菜成分が足りなくて欲求不満になる。夜はやたらとトマトが食べたい気分。おつとめ品のトマトを昆布茶で和えて、昨日ささみで巻いた大葉の余りを千切りにしてまぶした。野菜成分とは別にきのこ成分も足りないということに気付き、しいたけ、えのき、ぶなしめじでレンチンマリネを作った。 たんぱく質や糖質、脂質、炭水化物みたいな必須ではないからこそかえって野菜やらきのこが好き。僕の存在を食卓で喩えれば野菜(副菜)にも至らない調味料だとしている。調味料がなければ食材…
マルクス。エンゲルス。レーニン。スターリン。グラムシ。トロツキー。アルチュセール。アドルノ。ルカーチ。毛沢東。ホーチミン。不破哲三。デリダ。フーコー。ドゥルーズ。レヴィ=ストロース。マリノフスキー。モーガン。フォイエルバッハ。プルードン。シュティルナー。ヘーゲル。カント。シェリング。ニーチェ。ベルグソン。ホッブズ。マッハ。ラッセル。ヴィトゲンシュタイン。柄谷行人。宇野弘蔵。キリスト。釈迦。ムハンマド。デカルト。スピノザ。ライプニッツ。トマス=アクィナス。ウィリアム=オッカム。フランチェスコ。ニュートン。ラプラス。ゲーテ。フッサール。ハイデガー。サルトル。
タイトル: 未来、群れ、変な大人~高校生居場所カフェほか「サードプレイス」論公開日時: 2017-06-06 10:11:10概要文: つまり、過去とは「家族=ファーストプレイス」であり、現在とは「仕事=セカンドプレイス」のことだ。3 つめの未来への時間こそが、サードプレイスの真髄だ。 本文: ■哲学的サードプレイス 「論」というほどたいしたことではないが、当欄他で「サードプレイス」を語る僕に対して(高校生居場所カフ ェの効果だけではなくその一般的効果を度々語っている https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakatoshihide/20161125-000648…
4月と連休中に訪問した人物記念館10館の記録を書き上げる。 中村彝 中村彝アトリエ美術館ーー「力なきに非ず。見ざるなり。見ざるにあらず、明らかに見ざるなり」 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」 (hatenablog.com) 佐伯祐三 佐伯祐三アトリエ記念館ーー「佐伯祐三展ーー下落合の風景」から - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」 (hatenablog.com) 小津安二郎(企) 「小津安二郎」展(神奈川近代文学館)ーー「なんでもないことは流行に従う、重大なことは道徳に従う。芸術のことは自分に従う」 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」 (hatenablog.…
昨日の夕方、表現者・信州支部勉強会から帰宅してきました。 初日の小幡敏氏の基調講演「軍事について考える前に知っておきたいこと」と、その後のディスカッション、また、夜の懇親会も素晴らしい時間でしたが、翌日の温泉からの昼食会も和んだ雰囲気で、充実した時間になりました。信州支部の支部長である前田さん、また今回の企画者・幹事を担って下さった北澤さん、そして、会場に駆けつけてくれた塾生や地元の皆さん、この場を借りて、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました! 米国が、中国が、国際金融資本がどうであろうと、一人一人が自分の持ち場で出来るだけのことをやるだけです。そして、それが出来ない国や共同体は亡ぶ…