→ベルクソン ベルグソン、アンリ。哲学者。 かつては「ベルグソン」と表記されることが多かったが、 最近は「ベルクソン」と表記される。フランス語の辞書を 見ても、両者の発音記号が載っているが、ベルクソンの 出自を調べた研究者(確かPh,Soulez)により、正式には 「ベルクソン」であるとされている。
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昔の現代文のテストには小林秀雄が出たという話を聞いて。『考えるヒント』及び同書に引かれる荻生徂徠関係のサイトを紹介します。 『小林秀雄の謎を解く―『考へるヒント』の精神史―』 苅部直 | 新潮社 考えるヒントの考察サイト 荻生徂徠の「物」と「心」 | 好*信*楽 荻生徂徠の巻も重要。東洋史の人には注釈が参考になる。 日本思想大系 - Wikipedia 小林が引いた徂徠と越前守の逸話 荻生徂徠落語の噺の原典になる話 おまけ 小林が言及した学者の一人(ベルグソンで有名) 澤瀉久敬 - Wikipedia 荻生徂徠・伊藤仁斎の論語解釈も含めた、日中の論語解釈。 (初心者向きではなさそう) 「論語 …
その後、東福寺展を観ました。寺から美術館の内部という無機質な空間に移された仏は、もう信仰の権化でなく、宗教的作品、いや、芸術的美術品です。 手で触れられるほど、近くで、裏面まで見られるのは、うれしくもあり、哀しくもあります。 寺から運ばれて生命の躍動感がどうも仮死状態のように見えたのは、1日に二つ、展覧会を観ようと欲張りすぎたのかもしれません。 昨秋も見た東福寺の通天橋(からの紅葉シーン)が、実物大で作られていました。 ◯文化と創造 創造は、生命を削ります。新しい命を産むために幾多の芸術家らの命が捧げられてきたのです。 制作は、編集して、まとまったものを作りますが、創造は、多くの異なったものが…
世間でチャットGPTというAIが流行っている。 何ができるのだろうか。 SNSでは、レポートを作成したり、まとめをつくったり、校閲をしたり、できるのでNY州では宿題につかってはいけない夢のようなAIだという。コンサルの初期調査はこれでできるとか、Googleにとって代わるとかいろんなことを言われている。 よし、ならばベルグソンの「創造的進化」の内容をAIにまとめさせたらどうなるのだろうか。まずはベルクソンの著書について質問するところからはじめよう。 生涯に4つの著作しか残さなかった哲学者が8つの代表的著作を持つと。 なるほど。 同じ著作名をもっともらしく挙げるがそんな著作物を書いていない。 何…
同じ種族であったネアンデルタール人との生存競争で生き残ったのがホモサピエンスの諸氏なのだが、これが最後の同種併存だった。つい一万年前ごろまでは生存していた。 ここでは脳の容量がネアンデルタール人の方がやや上であったことを指摘しておきたい。彼らの平均は1550㎖で、現生人類は1450㎖。 ネアンデルタール人に勝っていたのはおそらくホモサピエンスの「社会性」であったという説がある。言語機能もその一つとされる。芸術的なネアンデルタール人は情感的で歌えたかもしれないが、ホモサピエンスはビジネス的で正しく伝えること(コミュニケーション)ができたのだ。 それについては、先ごろ読んだ面白い記事があった(20…