発音ブレ:ベルゼバブ、ベルゼルブ、バールゼブブ等。
魔王。サタンに次ぐ魔界のナンバー2。
何万フィートもの巨大な体を持つという。
名は「蝿の王」の意味。
「蝿の王」という名は語呂合わせの部分も多分にあるが、蝿は古代に於いて蝶と同じく、魂を運ぶ存在とされていた。
元々はカナン人の神「高所の神/バアル」であったが、ヘブライ人達によって悪魔とされた。
悪魔学的には、元々は天界に於いて最高位の熾天使(セラフ)であった。
かつては「高所の神」など崇められる存在だったが、時を経て「糞山の神」などと呼ばれ悪魔とされた。
キリスト教「七つの大罪」における「暴食」を司るのが、ベルゼブブである。