かって(30年程前)ウィーンを本拠地として活躍して、世界的に名声を博したアルバン・ベルク四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番と16番が録音されているCDが手に入りました。 アルバン・ベルク四重奏団 以前、ベートーヴェンの最後のピアノソナタ達以降の曲、第九、荘厳ミサ曲、更に死に直面していた最最終期の弦楽四重奏曲群を聴いて比較し、ベートーヴェン音楽の最高峰はどれかという途方もないというか無謀な試みをしょうとしていました(参考、欄外2021.6.8.hukkats記録「<補遺構>『6/6エルサレム四重奏団』演奏会」)。しかしながら、これら総ての曲を短期間に生で、しかも優れた演奏で聴くことは、…