特措法と感染症法の改正案がわずか1日半の審議で衆議院本会議で可決された。 「コロナ対策は与野党争うべきでない」というのが私の持論だが、私権の制限を伴い、国民に罰則を科す法律が、わずか1日半の審議で改正されるというのは、極めて異例であり、問題だ。 国民民主党会派は、こちらも異例だが、内閣委員会で審議中の昼休憩中に政調会議を開き、「自民党・立憲民主党が合意した修正案」も含めて法案に対する賛否を議論した。政調副会長兼第一部会長としての初仕事が重要法案審議となったが、議論の結果、以下の理由により「反対」となった。 1 補償が不十分 「時短要請に応じた飲食店等に対する補償は、一律6万円ではなく、事業規模…