「ボク、チロ兄ちゃんのそばに行くね」 黒猫マックのお話。 前回記事からの続きです。 ●前回記事 一縷の望み 天晴れマック お大事に 想い出のお散歩 一縷の望み 退院してからも、黒猫マックは寝床に伏せっぱなしでした。 心不全の苦しみと、大好きなチロ兄ちゃんとの悲しいお別れ。 文字どおり、マックの心臓はハートブレイクでした。 いつ再びマックの病状が急変するかわかりません。 マックから目を離せない日が続きます。 レッスンの合間や、夜中に目覚めれば、ネコ部屋を覗いてマックに変わりがないか確かめます。 そんな矢先、びっくりすることがありました。 伏せることしかできなかったマックが、仰向けになって寝ていた…