「クラシックの王様」ロンド・ファン・フラーンデレンは、毎年のように予想もつかないようなドラマを描いてくれる。 2016年のペテル・サガンによるファビアン・カンチェラーラを突き放しての独走勝利。 2017年と2018年、それぞれクイックステップの2大エースであったフィリップ・ジルベールとニキ・テルプストラによる長距離独走勝利。 2019年、EFエデュケーション・ファーストによる見事なチームワークの末に勝ち取った「まさか」のアルベルト・ベッティオルによる優勝。 2020年、ワウト・ファンアールトとマチュー・ファンデルプールによる世紀の一騎打ち。 だがそれでも、今年のこのドラマは、これまで以上に信じ…