アオカビ ペニシリンというと、1928年、英国のアレクサンダー・フレミングがブドウ球菌の培養中に、コンタミネーションにより生じたアオカビのコロニーの周囲にブドウ球菌の生育が阻止されることを発見したことがきっかけとなって発見されました。感染症に有効な抗生物質の先駆けとして、第二次世界大戦では大きな力を発揮し、その後の人類の医療に大きな影響を与えてきています。 実は、16世紀の徳川家康がアオカビに救われていたという話があります。 小牧・長久手の合戦のころ、家康が背中の腫れ物に苦しんだということは史実として認められていると思います。 奇跡の特効薬「ペニシリン」 誕生を生んだ史上最大のセレンディピティ…