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森見登美彦著の小説。2010年5月30日発売。
ペンギン・ハイウェイ
『ペンギン・ハイウェイ』は、わかりやすくいえば、郊外住宅地を舞台にして未知との遭遇を描こうとした小説です。スタニスワフ・レム『ソラリス』がたいへん好きなので、あの小説が美しく構築していたように、人間が理解できる領域と、人間に理解できない領域の境界線を描いてみようと思いました。郊外に生きる少年が全力を尽くして世界の果てに到達しようとする物語です。自分が幼かった頃に考えていた根源的な疑問や、欲望や夢を一つ残らず詰め込みました。(森見登美彦)
さて。前回記事では旅行代理店とのやり取りをメインに取り扱った。 asatukirei-33.hatenablog.com今回はパスポート取得とカメラをはじめとする必要物品の購入について話を進めていこうと思う。 _________________________ ◼︎パスポート取得 実際の使用期間は約2週間。 コスパを考えると5年用で十二分ではあるが、10年用の赤パスポートを取得することにした。理由は米軍基地祭での入場が楽になる。もう住民票を印刷したくない、ただそれだけ。とかくヒジョーに便利な代物で、これがあれば北は三沢から南は嘉手納までスラスラスイスイと行けてしまう。 【パスポート申請に関する…
asatukirei-33.hatenablog.com ◼︎"南極物語"のはじまり 3月15日 京浜東北線車内で一通の受信通知に気付いた。『ご案内申し上げます。2つの航海がございますが12日航海・トリプル相部屋の空室は残り1名分、24日航海・トリプル客室は満室です。パスポート提出については、先ずはパスポート記載の英名だけお教えください。パスポートコピーは発行後にご教示いただくようにお願いいたします。ご旅行出発までにご用意いただければ問題ありません』 数日前、極地クルーズに関して問い合わせをしていた旅行代理店からの返答だった。すぐさま返信文の作成を始めたのだが利き手は興奮と緊張で震えていた。[…
◼︎目標 もうすぐ春ですね。 新社会人の頃に「目標」「夢」はあっただろうか? この先の人生について目標や希望などなかったし、特に夢もなかった。私が目標を見つけたのは入社から約一年半後、 宇多田ヒカル楽曲が流れるエンドロールで涙を拭っていた時に一つの野望が芽生えた。今は殆ど興味を失い全然見ていないが、仕事終わりの数少ない楽しみはアニメ・映画鑑賞。18年当時"宇宙よりも遠い場所(通称:よりもい)"や"ペンギン・ハイウェイ"など南極に関する作品が世に送り出されおり、当然の如くリアタイをしていた。ヤマトを見て海イスカンダルを目指したりワンピースを読んで海賊になった者は少ないだろうけれど、"よりもい"に…
哲学化学少年アオヤマ君は、歯科医院のお姉さんの研究に熱心で、ある日街中に大量のペンギンを発見して…!!【ネタバレ】原作の小説は未読。小説の評判がいいのと絵柄がかわいいのですごく楽しみにしていた。森見さんの作品だから、ぶっ飛んだファンタジーではないか、変なところで物語が終わらないか、と予想していたけど、やはりぶっ飛んだファンタジーだったな…!!アオヤマ君とお姉さんが海のボールの中に入って空間がゆがんだところからちょっとついていけなくなったな…!!現実に足をついていないというか。アオヤマ君の研究よりはるか上を行く現実(ファンタジーな展開)で。頑張ってついていこうとしたが…!!お姉さんの正体を詳しく…
「出雲あやかしホテルに就職します」の2巻から、結構間が空いてしまいました(汗) 3月になってしまった(滝汗) 今回読んだのは「ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦」 どれにしようか?選んでいる時に、チラッと見たあらすじで面白そうだなと思ったので、今回はこの本を読みました。 物語は小学4年生のアオヤマくんの視点で書かれています。 アオヤマくんは父から「毎日に発見を記録しておくこと」と言われ、毎日の発見やたくさんの研究を抱えている、アオヤマくんにはノートは必需品。 ある日の朝歯科医院の隣にある空き地に、突如ペンギンが出現し、アオヤマくんはペンギンを観察し、【ペンギンの研究】をはじめることになるんだけど…
1 少年時代の憧憬 森見登美彦さんの小説です。 アニメ映画にもなりました。 ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) [ 森見 登美彦 ]価格: 704 円楽天で詳細を見る 第31回日本SF大賞も受賞しているとか。 とはいっても、SF的要素は少なめで、どっちかというと「すこしふしぎ」程度です。 お話の主軸は、小学4年生の主人公アオヤマの成長、というか大人への憧憬でしょう。 この主人公の独り語りで物語は進みます。 一般的には、この小学生、感情移入しにくいタイプではないでしょうか。 妙に理屈っぽく他人の情緒にうとい。 変わり者の優等生みたいな小学生です。 小学生らしい感情直行の行動はありません。 しかし…
久しぶりに読書記録です✨ こんにちは、こんばんは、おはようございます。 そすうでございます! 久しぶりに読書記録を。 最近全然読書できてなかったんです。 時間がなかったわけではない。一つの本につきっきりになっていたのです。 その原因の本が・・・ 1.金閣寺(三島由紀夫、新潮文庫) 金閣寺 (新潮文庫) 作者:三島 由紀夫 新潮社 Amazon こやつ・・・手ごわい・・・(っ °Д °;)っ 結局一か月かかって、半分までしか読み進められなかった( ^ω^)・・・ いわゆる”純文学”という括りのもの。 なんか純文学推しの友人何人かに、たまたま同じ時期に出会って、自分も興味を持ってしまった。 ”純文…
5万年ぶりの二日連続投稿。 こんにちは、こんばんは、おはようございます。 とあるブロガーこと7327Mです。 今日、ふと気がづいたことがあります。 それは、 「知っている」ということは必ずしもいい側面ばかりではなく、それによって物事の見方や姿勢が固定化されてしまう ということ。 新たな気づきです。 ー--------------------- 本を買う用事があったので三宮へ足を運んでいたのです。 三ノ宮へは電車で行くんですよね。 んで私7327Mがいっつも電車の中でしていることと言えば、、、 そう。お察しの通り、読書です。 スマホゲームやってるやつら全員aho 今日読み進めていった本は、これ。…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); アニメーション映画 ペンギン・ハイウェイ ペンギン・ハイウェイ 『ペンギン・ハイウェイ』とは アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』とは あらすじ 陽気なタイトルと侮るなかれ 表面上はこましゃくれた少年の物語 物語の終着地はどこだ? 物理と死生観がキーワード? さり気なく引かれる伏線の妙 賛否は両極端 テーマ曲は宇多田ヒカルの隠れた名曲 美しい映像美は一見の価値あり 『ペンギン・ハイウェイ』とは 『ペンギン・ハイウェイ』は、森見登美彦先生の小説。 2010年5月、角川書店から刊行。 第31回日本S…
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会 youtu.be●原作原作:森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)●スタッフ監督:石田祐康/脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)/キャラクターデザイン・演出:新井陽次郎/演出:亀井幹太/監督助手:渡辺葉/作画監督:永江彰浩・加藤ふみ・石舘波子・山下祐・藤崎賢二/美術監督:竹田悠介・益城貴昌/色彩設計:広瀬いづみ/CGI監督:石井規仁/撮影監督:町田哲/音響監督:木村絵理子/音楽:阿部海太郎/音楽プロデューサー:佐野弘明アニメーションプロデューサー:金苗将宏制作:スタジオコロリド/配給:東宝映像事業部/製作:「ペ…
ズイズイしたので記していきますよ〜。今日はワークアウト。Sweet Spot Foundation Z2を維持してベース作りをするっていうやつ。緑ゾーンを維持して持久力を鍛えるのが狙い。 〇本日のワークアウト:Sweet Spot Foundation on Countryside Tour in Makuri Islands ワークアウト自体はなるべく心拍抑えめを意識・・・してたんだけどやっぱりZ3。収まれ我が心臓…。 〇完走した感想 Sweet Spot Foundation 自体は1時間でSST52と、割と緩め…だったので、 Countryside Tour in Makuri Isla…
一人の時、調理中におバカなアニメを見て、食事中に地味な映画を見ている。 なかなか楽しい。 映画 ロバート・アルトマン「Images」 アマプラ。すごかった。現実と狂気、幻想が入り混じるサイコホラー。 リアルで生々しいシーンが交錯して、どちらが現実か分からない。 退屈しない。ちゃんと怖い。 現代音楽のBGMがおどろおどろしくて、いい仕事をしている。 テロップの音楽担当に「Stomu Yamashta」とあった。武満徹を連想させる幽玄な雰囲気だったから、これ絶対日本人だろうと思って調べたら「山下勉」という方だった。武満徹と親交があったとかなんとか。当たって嬉しい。 怖くて、良い映画だった。傑作とい…
久しく映画の鑑賞記録単発でブログなんて書いていなかった。多分『ペンギン・ハイウェイ』『夜明け告げるルーのうた』以来じゃないか? でもこうして記録に残したくなるくらいの作品だった。何てったって、本編終わってエンドロールが流れているのを見ながら、感想のドラフトを頭の中に書き広げて、スクリーンを出てすぐトイレ籠ってメモに書き下ろしたくらいだ。 いい作品だったと思う。私にとって、今見ておくべき作品だった。 誰かに見せるためのものではないといいつつシェアするんだけど、私のためにもこれは人の目に触れるような場所で、ある程度言葉も整えて残しておきたいと思った。 『ソウルフル・ワールド』鑑賞の記録。
scene at 2400-0700 狼と香辛料を観ようと思ったのに、ドキュメント72時間のスーパー玉出を見直してしまったw 大阪に行く機会があったら、必ず視察しますよ!! scene at 0700-1200 最高気温26℃の予報ということで、上着をぺらぺらの軽いmont-bellのウインドブラスト ジャケットにした。それでも最寄り駅に着く頃には、軽く汗ばんでいる。 お祭り5連戦のうち5日目。つまり最終日だ。ようやく一息入れることができる。ちょっと詰め込み過ぎたけど、一気に駆け抜けないと途中でめげてしまうからね。 某培養室に移動して、細胞の調整に入る。最終日なのでお世話はしないし、サンプル数…
あまり順位というものをつけるのは好きではありませんけれど、もし作家で誰が一番好きか?という答えを出すのであれば、迷いなく森見登美彦さんをあげると思います。すべての著書を拝読したわけではないのですけれど、読書が楽しいと思うようになったきっかけは森見さんで、たぶん私にとっての特別は生涯変わらなそうです。 森見さんの作品はメディアミックスする際、アニメとの親和性が非常に高いように思います。ファンタジーでへんてこりんな世界なのに、読んでいて光景がまざまざと浮かぶから、アニメ化されても違和感があまりないのですよね。 そんなわけで森見さんの小説をアニメ映画化した作品「ペンギン・ハイウェイ」を見ましたので、…
おもしろい小説を読みたい! というわけで、歴代の「本屋大賞」受賞作品とランキング作品をすべてまとめた。表紙画像クリックでAmazonへ、あらすじやレビューも確認できるのでご参考まで。 それではいってみよう! 2024年 本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。 成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ作者:宮島未奈新潮社Amazon 2024年 ノミネート作品(2…
SF。 わけわからなくて好きでした( ◜‿◝ ) っていうか、SFはわけわからなさが受け入れられないと無理だと考える(笑) スター・ウォーズ(ちゃんと4から見てたというのが私の密かな自慢)とか バック・トゥ・ザ・フューチャーとか ハリポタとか そういう現実でありえない(けどもしかしたら私の知らないだけでありえてるのかも)設定大好きなのである。 っていうか、私は読んだ本の文章の特徴をコピーしやすいみたいで 今回はアオヤマくんみたいな口調の日記になりそう(笑) ペンギンハイウェイは、調べると炎上になったらしいんだけど 私は小4の男子のアホさ具合がおっぱいおっぱいで表現されてて笑ったけ…
たぶん、最初はUnlimitedで「四畳半神話大系」を読んで、少し風変りなもの、と思い、続けて「夜は短し歩けよ乙女」を読んでもう少し興味が湧き、ネットオフで買えるだけ買い込んでみた。 それで「ペンギン・ハイウェイ」「美女と竹林」「聖なる怠け者の冒険」などを読んでみたが、相変わらずちょっと風変わり、という印象は続き、またなぜ世間でわりと受けているのかがわからずにいる。悪くはないけれど、そんなにオモチロイかな~。
3/16(土) お香エンターテインメント お香を買ってみた。薫玉堂のお試し用16本入り台座付き。 目的はリラックス。しばしば頭を使いすぎて体調が自爆するので、匂いでぼや〜っとできないかと目論んでいる。それはそうとして、家でいい匂いがしてたらうれしい。 意外と簡単にお香を試せた 豆皿に乗せて点火。けっこうな勢いで煙が出てきた。もわもわもわもわこの煙がなかなかおもしろいエンタメだった。不規則にゆらゆらするので見ていて飽きない。匂いに頼らずともこの煙を見ているだけで頭を空っぽにできるかも。 ジャパニーズワビサビ お香が消えると茎みたいな灰が残った。お香に火をつけたら煙の花を咲かせ、灰が残る。侘び寂び…
3/9(土) 『スパイス完全ガイド』と『ミニマル料理』を読んだ どちらも稲田俊輔の本。 イナダ氏のレシピは手順が明確でわかりやすいのが特徴。読んだら何をすべきかよく理解できる。料理中は忙しいので簡潔に書かれているのがありがたい。 ❤️❤️❤️ www.seitosha.co.jp 『スパイス完全ガイド』は教科書みたいな本。レシピよりもスパイス解説、コラムの文章のほうが多いかもしれない。本当に「完全」なガイドなので、スパイス本で迷ったらこれを買えば間違いない。 麻婆豆腐レシピのページに変なことが書かれていた。 イナダのつぶやき: いかなる定義をひねくり出しても麻婆豆腐をカレーから分離することは不…
こんにちは。今回はAmazonオーディブルの記事になります。私は普段映画をよく観ていますが、オーディブル(オーディオブック)で小説を聞くのも悪くないと思い始めたので、おすすめ小説をまとめていきます。 Audible(オーディブル)とは そもそもの話ですが、Audible(オーディブル)は、Amazonが提供するオーディオブックサービスです。多くの名著やベストセラーが豊富に揃っており、プロのナレーターによる心地よい朗読で小説を楽しむことができます。 Audibleを使用するメリット3つ 朗読の質が高い Audibleでは、プロのナレーターや俳優による高品質な朗読を楽しむことができます。そのため、…
前回から14日。 観たアニメ。 「生徒会役員共*」 「生徒会役員共* 番外編」 「カウボーイビバップ 天国の扉」 「翠星のガルガンティア」 「翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~前編・後編」 「劇場版 生徒会役員共」 「GREAT PRETENDER」 「劇場版 生徒会役員共2」 「有頂天家族」 今回観たのはどれも面白かった。 「生徒会役員共」の映画二作目は クラウドファンディングも実施したらしい さらにこの映画(2)の公開が2021年で最近なんだけど アニメ「生徒会役員共」が始まったのが 2010年らしいので 長いこと愛されている作品なんだと思った。 (10年変わらぬ声優さんの演技は凄い…