承前。ザ・ヒロサワ・シティのユメノバにある科学廣澤航空博物館。零戦と並ぶ目玉の展示は国産旅客機YS-11の量産1号機。この機体はガルフストリームと合わせて国立科学博物館の収蔵品で、羽田の格納庫に保存されていたものを移設して一般公開を実現した。量産1号機は1964年の東京オリンピックで聖火を運んだ機体として知られる。尾翼を下から。零戦の堀越二郎が設計チームにいたためか胴体が「点」で終わっている。YS-11の前期型は主翼や尾翼の前縁の防氷をエンジンからの暖気で行っていて、ゴムのブーツがない。後期型はゴムを貼って空気で膨らませて氷を落とす。尾翼は動翼のバランスタブが大きい。YS-11は人力で操縦した…