2022.06.29更新 カテゴリー:生き物観察 樹液を出す木と言えばクヌギがコナラがよく知られています。残念ながら「ゆるむしの森」のクヌギやコナラはまだ低幼木の段階であり、樹液は期待できません。他方、樹液ではクヌギに劣らないヤナギ類が豊富にあります。ここで、5月の終わりから6月に観察できたヤナギ類上の昆虫について紹介します。 まずは、マルバヤナギに飛来したアカボシゴマダラの春型(白化型)です(写真1)。先のブログ記事(→クワガタムシ発生)でもすでに紹介していますが、この写真を撮った5月終わり頃に樹液を吸う姿が最もよくみられるチョウの一つです。6月に入ると急激に個体数を減らし、このブログを書い…