ドキュメンタリー映画。2014年公開予定。
アレハンドロ・ホドロフスキーが1974年に企画し、撮影前に頓挫した未完のSF大作『デューン/砂の惑星』の製作過程を追跡したドキュメンタリー映画。監督のホドロスキーやプロデューサーのシェル・セイドゥへのインタビューや、メビウス、H・R・ギーガーによるイメージボードの紹介などで構成されている。
知る人ぞ知るカルト映画の巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー監督。 作る作品はどれもこれもへんてこりんで風変りで過激。真剣に観てもイマイチどんな物語だったのか?理解に苦しむ内容です。 でもその一方でアート性高い唯一無二の作風とその独特な世界観に魅了されてしまう…と言うかつい笑ってしまう。 私もホドロフスキー信者の一人です! 組合に所属しないのでなんの制約も受けず、映画を商業目的以前に芸術作品として捉え、自分の心の声に従い自由な発想で作品を作ってきた。 そんな風に生きてきたからなのか? 情熱的に夢を語るその瞳は90歳を超えた今もなお、キラキラと力強く輝いています。 そんなホドロフスキー監督の魅力を存…
日曜日。早朝、一面の霧。晴天。 掃除と洗濯で動くだけで汗ばむ。昼ビール決定。 朝。ハムサンドとコーヒー。ヨーグルトにブルーベリージャム。 昼。奮発して寿司の予定だったが、テイクアウトを頼んでいた店の質が落ちているという情報と実感のため、大人しくパスタを茹でる。 しらすとジェノベーゼソース、ガーリックたっぷり。サラミとチーズ。 ビールと赤ワイン。 夜。日中いろいろ食べ過ぎたので、軽めに。白米と味噌汁と納豆。 * 昼食後、だらだらと間食しつつ映像鑑賞。 ホドロフスキーのDUNE [DVD] アレハンドロ・ホドロフスキー Amazon 「ホドロフスキーのDUNE」 監督:フランク・パヴィッチ。 映画…
好きな映画を上げろと言われたら「ターミネーター2」をあげる程度の映画好きです。 「ターミネーター2」は高校をサボって見に行った。どうしても見たかったからではない。「夜の校舎窓ガラス壊してまわった感」というか「僕が僕であるために感」というか、まあそんな感を醸し出しつつ学校をサボり1人映画館に向かっただけである。 「ターミネーター2」は最高に面白かった。当時最先端のCGで再現されたであろう液体金属型ターミネーターT-1000の描写は恐ろしくリアルで凄かったし、アクションシーンでは実際に車が飛び、建物が爆破され、シュワちゃんは本当にバイクで激走する。今考えるとCGの作り物と本物のバランスがいいのであ…
「ホーリー・マウンテン」「エル・トポ」などでカルト的人気を誇る奇才アレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画化に挑んだものの、実現に至らず失敗に終わった幻のSF大作「DUNE」。フランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」を原作に、サルバドール・ダリやミック・ジャガー、オーソン・ウェルズ、メビウス、H・R・ギーガー、ピンク・フロイドら豪華スタッフ&キャストをそろえながらも、撮影前に頓挫した同作の驚きの企画内容や製作中止に追い込まれていった過程を、ホドロフスキー自身やプロデューサー、関係者へのインタビュー、膨大なデザイン画や資料などから明らかにしていくドキュメンタリー。 2013年製作/90分/アメ…
観た映画 『アーガイル』☆『エイリアン3』『エイリアン4』『ロッキー・ホラー・ショー』『エイリアンVS.プレデター』『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』『デューン 砂の惑星』『ホドロフスキーのDUNE』『デューン 砂の惑星 PART2』☆『X-メン』『X-MEN2』『X-MEN ファイナル ディシジョン』『ゴールド・ボーイ』☆『DOGMAN ドッグマン』☆『クール・ランニング』『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『ウルヴァリン:SAMURAI』『ザ・ロック』『コン・エアー』 新作4本☆、旧作16本。WOWOWのDisney+無料キャンペーンで…
映画日誌’24-17:デューン 砂の惑星 PART2 introduction: 『メッセージ』『ブレードランナー2049』などのドゥニ・ビルヌーブ監督がフランク・ハーバートのSF小説「デューン」を映像化し、第94回アカデミー賞で6部門に輝いたSFアクション『DUNE デューン 砂の惑星』の続編。惑星デューンを舞台に繰り広げられる壮大な宇宙戦争を描く。ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンら前作のキャストに加え、『エルヴィス』のオースティン・バトラー、『ミッドサマー』のフローレンス・ピュー、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥらが新たに出演する。(2024年 ア…
『DUNE砂の惑星パート2』を立川シネマシティで観た。午前中にチケット確保して、友人とLINEしていたら彼も今日DUNEを同じ上映会で見るとのことで、隣の席に移動して結局私と友人と同居人の3人で見ることになる。彼が言うのはDUNE1もこの3人で観たようで我々は本当にずっと一緒にいるなと思う。同居人はハンス・ジマーの音楽を聞くと眠ってしまう特殊な体質を持っているので、DUNE1をもう一度観て2に備えるという事が理論上不可能であり、YouTubeで解説動画を大量に観る事で話の内容と固有名詞の理解を深めていた。動画を見終えた彼女はスパイスや宇宙ギルドの存在について、嬉しそうに私にも説明をしてくれたの…
『DUNE砂の惑星part2』を観てきました。 鑑賞中から「よかった、ちゃんと面白い!」と安堵したこといかばかり。 www.youtube.com 思い起こせば2021年のpart1公開時「たしかに絵面はすごいけど、話が始まる前に終わっちゃったから面白いんだかなんだかさっぱりわからない」という混乱の中に置き去りにされ、続編を楽しみに待ったらいいんだか涙ながらに待ったらいいのか全然わからなかったこの2年間。安心してください、話進みますよ。 part1のときにあれだけ我慢した反動のようにしっかり動き続けるストーリーに 「ビルヌーブ監督も、こんなにやりたいことたくさんあったんならpart1の時点でも…
前回↓の蛇足として、映画「DUNE Part2」の原作からの改変について、その理由を考えたりしながら掘り下げていきます。映画のネタバレマシマシ、原作のネタバレ少なめです。
『デューン 砂の惑星 PART2』を見ました。 監督は私が大好きなドゥニ・ヴィルヌーヴ。 『灼熱の魂』や『プリズナーズ』、『ボーダーライン』など深い人間ドラマを描く監督で、最近は『メッセージ』や『ブレードランナー 2049』と言った硬派なSFを撮っています。 そのドゥニさんが、満を辞して撮った『デューン砂の惑星』の続編です。 ここで『デューン』とはどんな作品かを軽く説明します。 デューンはカウンターカルチャーを表現 1960年代、アメリカはカウンターカルチャーの時代でした。カウンターカルチャーとは、要はそれまでの既存の価値観に縛られずに生きていこうぜ、という文化です。それまでの価値観とは、髪を…
映画『デューン砂の惑星』が大きな話題を集めています。 原作は、フランク・ハーバートによるSF小説です。1965年に発表され、ヒューゴー賞やネビュラ賞を受賞しました。SFオールタイムベストの上位にくる作品で、「世界で最も売れたSF小説」と評されることもあります。2024年には、映画『デューン砂の惑星 PRAT2』が公開。 原作『デューン砂の惑星』はどのような内容なのか、解説していきたいと思います! デューンシリーズとは? 映画デューンと原作との関係 デューンシリーズはなぜ人気なのか? デューンシリーズの映像化 デューンシリーズあらすじ 『デューン砂の惑星』上中下 『デューン砂漠の救世主』上下 『…
映画「DUNE part2」を先行公開で観てきました。 今回は、映画と原作の違うところを、キャラクター別にまとめていきます。
アレハンドロ・ホドロフスキー 訳・青木健史 文遊社 2012.10.25読書日:2024.1.18 映画、演劇、芸術などの分野で活躍する奇才のアレハンドロ・ホドロフスキーが、スピリチュアルな世界を探求し、リアリティが目に見えないところで繋がっているという、現実が揺らめいているような人生を振り返る本。 アレハンドロ・ホドロフスキーのことはあまり良く知らなかった。たぶん本人が主演している「エル・トポ」というカルト的な人気のウェスタンは遠い昔に見たことがあると思う。だが、その程度だった。 ところが最近、「ホドロフスキーのDUNE」というドキュメンタリーを見て、すっかり感心してしまった。これは1975…
所用にて御前崎市や掛川市へと行っていた。午後に暇な時間ができたので、休憩がてら浜岡の砂丘に立ち寄った。おそらく子供の頃と成人直後に行っているので、今回が人生3回目の訪問だ。 昔に比べてスケールが小さくなったような気がする。侵食が進んだのか砂が消失したのか、あるいは僕が変化したのか。実際のところはわからないけれど、砂を覆う草は増えているようだった。 昔と違うところは他にも色々あった。例えば浜松市方向に連なる風力発電の風車は、自分にはとても目新しい。今日はフェザー状態で停止している風車が目立った。それでも、巨大な風車が距離を置いて並んでいる姿は圧倒される。 駐車場やトイレは新しくなっていた。かつて…
なにをしてたか?さぁ... いろいろ消費したもののメモったりはしてないので記憶にあるやつだけ... 漫画 K2 スーパードクターK おやすみプンプン ブラッドハーレーの馬車 アニメ この素晴らしい世界に爆焔を! Dr.STONE (3期?) AIの遺電子 ドラマ THEDAYS 映画 はりぼて PSYCHO-PASS PROVIDENCE 犬王 ホドロフスキーのDUNE 本 プロジェクト・ヘイルメアリー 配信 CAPSULE Live in VRChat "メトロパルス"
それは、どこかで「聖なるもの」と繋がっているのか? それともまったく無関係な「俗なる文化」に過ぎないのか? 考えてみよう。 序文 序章 第一章「オタク・スピリチュアリティとは何か?」 ①「オタク文化と宗教のアフィニティ」 ②「アイロニカルに没入する」 ③「オタク・スピリチュアリティ」 ④「ありとあらゆる善きものの象徴にして集合」 ⑤「世界の秘密と始原の暗号」 ⑥「推しを通して聖なるものを垣間見る」 第二章「非合理性の誘惑」 ①「スピリチュアル文化の歴史と現状」 ②「オタク文化のなかのスピリチュアルな表象」 ③「人はなぜ非合理的なものを求めるのか」 ④「人類は宗教を離脱するのか」 ⑤「この世に不…
電子書籍『ヲタスピ』上下巻が発売されました。 ヲタスピ(上): どうして、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ 作者:海燕 Amazon ヲタスピ(下): なぜ、わたしたちは魔法と不思議を求めつづけるのか? 作者:海燕 Amazon 賛否両論の大反響を呼んだ以下の記事で「第一章」を公開した本です。 「オタク文化」と「宗教的なもの」という、一見、何の関係もなさそうで、じっさい特に関係していないかもしれないふたつの文脈に「共通する何か」を見いだそうとする二冊となっています。 上記記事に載せた「第一章」もかなりの長さでしたが、じつはそれは上下巻18万文字の八分の一であるに過ぎず、そ…
・公式インスタ・ストーリー更新。ファンミ大津オフショット2枚。
2021年に公開され、2億ドル超の興行収入をあげたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「DUNE/砂の惑星」。2023年秋には、続編「DUNE/砂の惑星 part2」の公開が予定されており、予告映像が先日解禁されました。さらには原作小説である「DUNE」の新訳も出版されるなど、DUNE界隈が今盛り上がっています。 www.youtube.com しかし、「DUNE」が映画化されるのは今回が初めてではなく、しかも「映画史上最も有名な実現しなかった映画」と呼ばれる「DUNE」があるのをご存じでしょうか?今回は、そんな「幻のDUNE」にまつわるドキュメンタリー「ホドロフスキーのDUNE」を紹介します。