展覧会『テート美術館展 光 ターナー、印象派から現代へ』を鑑賞しての備忘録国立新美術館〔企画展示室2E〕にて、2023年7月12日~10月2日。 18世紀末から現代までの光をめぐる表現や技法の移り変わりをテート美術館のコレクションで辿る企画。出品リストのセクションがRoom1~Room7と展示空間によるように、章立ては明確にされない。個々の作品解説とは別に、7つのテーマ(「精神的で崇高な光」、「自然の光」、「室内の光」、「光の効果」、「色と光」、「光の再構成」、「広大な光」)の解説と、各作家の作品のポイントとが随所に掲示されている。なお、リリアン・レイン《液体の反射》[R4/58]とオラファー…