ジェローム・デイヴィッド・サリンジャーの大ヒット小説;『ライ麦畑でつかまえて』の主人公。 劣等生で何度も学校をクビになっている。 若いのに白髪が多く、大人達のインチキが大嫌い。 その割に神経質で虚言癖の持ち主。 おまけに人間関係を築くよりも壊す方を選んでしまう背反した行動は結果、彼を通常世界からドロップアウトするきっかけとなってしまう。 若さ故の過剰な純真さと誠実さの暴走を持った精神性は反逆のヒーローとして広く親しまれている。
兄:D.B 弟:アリー 妹:フィービー
翻訳夜話2 サリンジャー戦記村上春樹、柴田元幸文藝春秋2003年7月20日 第1刷発行 2017年3月10日 第2刷発行 二人の対談、第二弾。『翻訳夜話』につづいて、読んでみた。 megureca.hatenablog.com 帯には、 “村上・柴田 『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を語り尽くす。”と。 表紙裏の説明には、”サリンジャー『 キャッチャー・イン・ザ・ライ』の新訳を果たした村上春樹が、翻訳仲間の柴田元幸とともにその魅力、謎 、すべてを語り尽くす。 ホールデン少年が語りかける「君」とは一体誰なのか? 村上が小説の魔術(マジック)を明かせば、柴田はホールデン語で、アメリカ文学の流れの中…
このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年 (新潮モダン・クラシックス) 作者:J・D・サリンジャー 新潮社 Amazon 『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年』J.D.サリンジャー著 金原瑞人訳を読む。 訳者あとがきによると、この9篇は単行本未収録の作品だとか。ぼくは19歳の時、『ライ麦畑でつかまえて』で主人公ホールデン・モリシー・コールフィールドに深く、強く共感したが、その後のホールデンを書いた作品があるとは知らなんだ。これらが『ライ麦畑でつかまえて』につながるわけなんだけど。 ホールデンものとそれ以外の初期の作品。それから最後の作品『ハ…
引用元:映画「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」公式サイト 世界一知られた青春文学といっても過言ではない『ライ麦畑でつかまえて』の作者J・D・サリンジャーの伝記映画ですΣ(・ω・ノ)ノ! 伝記映画が制作されているとは知りませんでした。『ライ麦畑でつかまえて』のタイトルには『キャッチャー・イン・ザ・ライ』や『ライ麦畑の捕手』『危険な年齢』などがありますが、バニラは『ライ麦畑でつかまえて』の邦訳タイトルがめっちゃ好きなんですよ(≧▽≦) この短いタイトルのなかで色々なストーリーが想像できて、絵画的、響きも美しい、これ以上の邦訳はないと思います。 『ライ麦畑でつかまえて』というタイトルで…