BOXERCISE® ボクササイズ®は三迫正廣氏の登録商標。「渋谷三迫ボクシングジム」およびライセンス契約を結んだジムにおいて講習が行われているスポーツトレーニングを指す。
エアロビクスにパンチ・キックと言った格闘技の動きを組み合わせたトレーニングプログラムを一般的に指す場合は「ボクシングエクササイズ」と呼称する。
キックボクシングが「ただのボクササイズ」を超えて選ばれ始めた理由 かつてキックボクシングというと、ダイエット目的の「ボクササイズ」というイメージで語られることがほとんどでした。汗をかいてスッキリする、ストレス発散になる。そうした一時的な効果を目的に、単発的に取り入れる人が多かったように思います。しかし近年、キックボクシングは「生涯続けるスポーツ」として、まったく異なる位置づけで選ばれ始めています。この変化の背景には、単なるブームでは説明できない、明確な理由があります。 ボクササイズという言葉には、どこか「一時的に頑張るもの」というニュアンスが含まれていました。しかし、40代以降の体づくりにおい…
生涯スポーツとしてのキックボクシング。40代から始めても、80代まで続けられる理由 「生涯スポーツ」という言葉を聞くと、多くの人はゴルフやウォーキング、水泳を思い浮かべるのではないでしょうか。近年、キックボクシングもこの生涯スポーツの選択肢として注目されるようになってきました。その理由を、改めて整理してみたいと思います。 キックボクシングが生涯スポーツである5つの理由 01 強度を自由に調整できる パンチやキックのスピード、力の入れ方、ラウンド数を、個人の体力に合わせて自在に調整できます。20代の頃と同じ強度である必要はなく、60代、70代になっても、その時々の体力に合わせて続けられる柔軟性が…
HYROXブームが教えてくれる、「体を動かすことが当たり前」の時代の始まり 近年、HYROXというフィットネスイベントの名前を耳にする機会が増えました。ランニングとファンクショナルトレーニングを組み合わせたこの大会には、プロアスリートだけでなく、30代、40代、50代の一般参加者が数多く出場しています。会場は熱気に包まれ、参加者だけでなく応援に駆けつけた家族や友人の姿も目立ちます。これは単なる大会ではなく、一つの文化として定着しつつあると言えます。 「痩せるため」から「時間の質を上げるため」へ このブームが示しているのは、単なる一時的な流行ではなく、「運動を特別なものではなく、生活の一部として…
3年半ほど前、私は正社員総合職からパートタイマーへとキャリアチェンジしました。 それからというもの、以前より時間や心に余裕ができたことで、さまざまなことに挑戦してきました。 その一つが、今まで余裕がなくてできなかったスポーツをいろいろやってみることです。 会社員としてフルタイムのような働き方では、仕事、家事、育児……と毎日を回すことで精いっぱい。 「やってみたいな」と思うスポーツがあっても、なかなか時間をつくることができませんでした。 でも、ふと思ったのです。 「そんなこんなで時が過ぎ、おばさんになって時間と心に余裕ができた頃には、今度は体が弱っていて、やりたかったスポーツができなくなっていた…
「怖い人が多そう」「ついていけるか不安」「迷惑かも」その3つの不安について キックボクシングに興味はあるものの、なかなか一歩を踏み出せない。そんな方からよく聞かれる不安が3つあります。「怖い人が多そう」「練習についていけるか不安」「自分が行ったら迷惑になるかも」。この記事では、これらの不安について正直にお答えします。 不安①「怖い人が多そう」について 格闘技ジムと聞くと、強面の方や本格的に競技を目指す方が多いイメージを持たれることがあります。しかし実際にパーソナルミットに通われている方の多くは、会社員、主婦、学生といった、ごく一般的な方々です。 「強くなりたい」という理由で来られる方よりも、ス…
「よく寝たのに疲れが取れない」は睡眠の量ではなく質の問題だった 7〜8時間しっかり寝ているのに、朝から体がだるい。そんな経験はありませんか。多くの人が「もっと長く寝れば解決する」と考えがちですが、実はこれは睡眠の「量」ではなく「質」の問題であることが少なくありません。この記事では、その背景と対策について詳しく解説していきます。 睡眠の質を下げている3つの原因 日中のだるさが続く背景には、主に次の3つの要因が関係していると考えられています。 1つ目は、活性酸素による細胞の酸化ダメージです。ストレスや座りすぎが続くと、体内に活性酸素が蓄積しやすくなり、これが疲労感の一因になるとされています。 2つ…
PERSONAL MITT BLOG / 2025.06.23 キックボクシングで免疫力が上がる。風邪をひきにくくなる運動の科学 「なんか最近風邪をひきやすい」の原因と、運動が改善する理由を解説します。 「最近、風邪をひきやすくなった気がする」「季節の変わり目に必ず体調を崩す」「疲れると口内炎ができる」。これらはすべて免疫機能の低下を示すサインだ。そして免疫機能の低下には、運動不足が大きく関与していることが現代の研究で明らかになっている。 免疫系は複雑なシステムだが、中心にあるのは「免疫細胞(NK細胞・T細胞・マクロファージなど)の活性度」だ。この活性度は、適切な運動習慣によって高まることが確…
PERSONAL MITT BLOG / 2025.06.18 現代人の骨盤底筋は「座りすぎ」で硬直している。キックボクシングが骨盤底筋を整える理由 1日7時間座る日本人の体で起きていることと、解決策を解説します。 「骨盤底筋」という言葉を聞いたことがあっても、「自分には関係ない」と思っている人が多い。しかし現代の日常生活は、骨盤底筋にとって最悪の環境になっている。日本人の平均座位時間は1日7時間で世界最長。この「座りすぎ」が骨盤底筋を圧迫し、硬直させ、機能を低下させている。 骨盤底筋とは、恥骨から尾骨まで張り巡らされたハンモック状のインナーマッスルの集まりだ。子宮・膀胱・直腸を支え、尿意や便…
PERSONAL MITT BLOG / 2025.06.11 キックボクシングで「あべこべ」になる理由と、それが脳に与える驚くべき効果 神経科学・運動生理学から「あべこべ現象」の正体を解説します。 キックボクシングを始めた人が最初に経験することがあります。「右手を出すとき、なぜか右足も出てしまう」「パンチとキックのタイミングが合わない」「頭でわかっているのに体が反対のことをしてしまう」。これが「あべこべ現象」です。 初めてこれを経験した人の多くが「自分は運動神経が悪い」「センスがない」と感じます。でも、これは運動神経の問題でも、センスの問題でもありません。むしろ、脳と体が「正しい反応をしてい…
「パパ、最近怒ってばかりだね」 数ヶ月前、夕食の席で小学校4年生の息子にそう言われたとき、私はハッとしました。 仕事のストレスを家に持ち込み、スマホを片手に子供の問いかけを適当に受け流す日々。大塚の喧騒の中、家族と同じ空間にいながら、心は別の場所にありました。 そんな私たちが、なぜ今、神楽坂のジムで一緒に汗を流し、大笑いしているのか。ある家族の「再生」のストーリーをお話しします。 1. 始まりは、たった一杯のコーヒーと小さな後悔から リモートワークが増え、家族と過ごす時間は増えたはずなのに、会話の質は下がる一方でした。 子供はゲームに没頭し、私は仕事のメールを気にする。同じリビングにいても、そ…