5月19日はボクシングの日です。 1952年(昭和27年)5月19日、白井義男が、東京文京区の後楽園球場の特設リンクで 世界フライ級王者のダド・マリノに挑戦し、15回判定勝ちし世界王座を獲得します。 日本人が史上初めてボクシングの世界チャンピオンになった日です。 この時、白井は29歳です。チャンピオンのマリノはフィリピン系の移民で、ハワイ在住のアメリカ人で36歳。世界フライ級王者のマリノとは、ここまでノンタイトルで1勝1敗。 直前のハワイで行われた戦いでは白井が見事TKO勝ちしています。 後楽園球場特設リンクでのボクシングの世界タイトルマッチには4万人の観衆が集まりました。試合は、白井が15回…