Vocoder.「ヴォコーダー」とも表記する。人などの音声を電気的に変形させる一種のエフェクター。 ただし正確にはほかの楽器と接続させないと音が出せないエフェクターではなく、独立した電子楽器とするのが正しいだろう。あるいはほかのエフェクターがエレキギターなどの楽器と接続するのに対し、ボコーダーは人声や自然音などを「楽器」とする、と捉えることも可能だろう。日本ではYMOの「テクノポリス」(1979年)でローランドの"Roland VP-330"が使われることにより、メジャーな楽器となった。
SOFTUBEからリリースされたボコーダー・プラグイン、その名もVocoder。潔いネーミングから、その自信をうかがうことができる(筆者が所属するバンド名はそういう意図で命名したわけではないのでご承知おきを)。名前からそれがどんな機能を持っているのか分からないプラグインもあるが、その心配はこのVocoderには無い。まごうことなき“ボコーダー”なのである。 レビュー&テキスト:フジムラトヲル(TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND) TRANSPOSE CHORDで和音構成を指定、ルート音はMIDIノートでトリガーできる 筆者は実機のボコーダーを使用することがあるのだが、…
ピッチ・シフト(オート・チューン)をはじめ、ボコーダーやトークボックス、ラジオ・ボイス、そして米津玄師「海の幽霊」で話題となったデジタル・クワイアなど、プラグインを使ったボーカル・エフェクトの作り方を紹介する本特集。ここでは、ダフト・パンクの楽曲でたびたび登場することでも有名なボコーダー/ロボット・ボイスの作り方を、アーティスト/プロデューサーのMATZが解説します。 解説:MATZ “モジュレーター”と“キャリア”の2つの音声信号から生成 ボコーダーはマイクに声を吹き込み、シンセの音と合成して生成されるエフェクト・サウンドのこと。ロボット・ボイスと呼ばれることもあります。最近ではピッチ・シフ…
こんにちは。ふくだるきです。 トークボックスってかっこいいですよね。 チューブを口にくわえて、口の形を変えると人間の声みたいなのがでるやつです。 ギターでやってる人も結構いて、Peter Frampton - Talk Boxとか有名ですね。 アンプからの音を、口の形を変えることでしゃべているように聞こえます。 楽器を使って歌うことができたら最高ですよね。 ピアノというかキーボードを使ったトークボックスだと、結構人間の声っぽく聞こえるます。ただ、ギターでやってるやつはあんまり人間の声っぽく聞こえない気がします。 自分もBOSSのVO-1というボコーダーを最初買ってみたんですが、なかなかしゃべっ…
機械のように正確な歌唱や演奏があれば、 まるで生の人間が演奏しているような打ち込みがあったりする。 それはずいぶんと昔からのことなのだけれど。 で、 そこにあたしたちはいちいち驚いたりしてきたわけで。 んが、 人が機械を真似るというユーモアも、 機械がまるで人のようにふるまう可愛げも、 所詮は機械になりきれない人と、人になりきれない機械の、なりきれなさの加減にこそあったりするのだよ。 早く複雑なフレーズを精確なピッチでこなす歌手のうたを「おっさんはこんなの知らねえだろ」的ドヤ顔できかされつつ、 「ボコーダーでやればもっと正確じゃん」 の言葉を懸命にこらえる闇生ちゃんなのであった。 かしこ。 追…
ピッチ・シフト(オート・チューン)やボコーダー、デジタル・クワイアなど、プラグインを使ったボーカル・エフェクトの作り方を紹介する本特集。ここでは、プラグインだけでなく、ボイス・チェンジャーでも見かけるフォルマントの作り方を、サウンド・プロデューサー/DJのMKが解説します。 解説:MK 耳を引く不思議なボーカル・エフェクト プラグインだけでなく、ボイス・チェンジャーでも見かける“フォルマント”。分かりやすく言うと、フォルマントとは言葉を発したときに生まれる複数の周波数ピークのことです。周波数の低いものから“第1フォルマント”(F1)、“第2フォルマント”(F2)と呼ばれ、これらの組み合わせによ…
ピッチ・シフト(オート・チューン)やボコーダー、デジタル・クワイアなど、プラグインを使ったボーカル・エフェクトの作り方を紹介する本特集。ここでは、ひずませた歌声で楽曲にピリッとしたスパイスを足すことができるメガフォン・ボイスの作り方を、Adoの楽曲「阿修羅ちゃん」(『狂言』収録)のエンジニア、yasu(Tinkle-POP)が解説します。「阿修羅ちゃん」に登場するメガフォン・ボイスを聴きながら、実際に作り方を学んでいきましょう。 解説:yasu(Tinkle-POP) 曲調がガラッと変わるところで用いると効果的 メガフォンと言えば、よく体育祭などで使われる白い拡声器をイメージする人が多いかと思…
最近聴いたアルバムで良かったものをまとめた記事です。新旧混合。 The Seventh Son - Malachi Thompson madaboutrecordslabel.bandcamp.com ジャケ写にかかけられた無駄なエフェクトが最高にダサい、70年代アメリカ産ジャズ。ただ中身は想像できないほど硬派。なんでもこの人はアヴァンギャルドなトランぺッターとして定評のある方らしく、なるほど今聴いても先進的なスピリチュアルジャズ。こういう中身と外見が一致していないアルバムを見つけると、それだけで白飯を四合と味噌と少しの野菜くらいはイケる。 スピリチュアルジャズと云うとなんとなくコルトレーン夫…
こんばんは、皆の者。 最近師範が思うことは、 どうした、Roland。 調子良いじゃあないか。 ということじゃ。 なんとまあ魅力的な新商品が発表された。 AIRA compact というシリーズじゃ。 3機種が発表されたのじゃが、それぞれ T-8 TRの音源にさらにTB303のおまけ付き、しかもACBモデリング! Roland ローランド AIRA Compact T-8 BEAT MACHINE + USB電源アダプターセット T8〔2022年5月27日発売予定〕 posted with カエレバ 島村楽器 PayPayモール店 Yahooショッピング Amazon 楽天市場 J-6 往年の…
ROLANDは、AIRA Compactの3機種T-8、J-6、E-4を、2022年5月27日(金)に発売する。これまでのAIRAシリーズが追求してきたハイエンドなサウンドや演奏性をコンパクトなボディに凝縮。リーズナブルな価格(オープン・プライス:市場予想価格 各21,890円前後)も魅力的だ。 Beat Machine T-8 アナログ回路の振る舞いを再現できるROLAND独自の技術ACB(Analog Circuit Behavior)により、同社のリズムマシンTR-808、TR-909、TR-606とベース・シンセサイザーTB-303のサウンドで楽曲構築が可能。リズムの打ち込みには、TR…
ピッチ・シフト(オート・チューン)やボコーダー、デジタル・クワイアなど、プラグインを使ったボーカル・エフェクトの作り方を紹介する本特集。ここでは、ボン・ジョヴィ「イッツ・マイ・ライフ」やブルーノ・マーズ「24K・マジック」などで有名なトークボックス・サウンドの作り方を、トークボックス奏者でもある音楽プロデューサーのJUVENILEが解説します。 解説:JUVENILE プラグインでより自由度の高い表現が可能 トークボックスは楽器から出る音を、チューブを通じて口内で共鳴させるエフェクターの一種。昨年、テレビ朝日「関ジャム 完全燃SHOW」に出演したときはキーボードにつないで演奏しましたが、もとも…
ピッチ・シフト(オートチューン)をはじめ、ボコーダーやトークボックス、ラジオ・ボイスなど、プラグインを使ったボーカル・エフェクトの作り方を紹介する本特集。ここでは、米津玄師「海の幽霊」やカニエ・ウェスト「ロスト・イン・ザ・ワールド feat.ボン・イヴェール」などで話題となったデジタル・クワイアの作り方を、音楽プロデューサーのT-SKが解説します。 解説:T-SK デジタルならではの神聖的かつクールな演出が可能 デジタル・クワイアが注目され始めたのは、カニエ・ウェスト「ロスト・イン・ザ・ワールド feat.ボン・イヴェール」辺りだと記憶しています。デジタル・クワイアは、直訳すると“デジタルな合…
裏話を書こうにも、毎日公開だと大変だなーとか思っていたら、 すっかり書くことを忘れてしまっていました…w ということで、祝日更新動画、portal2、 GWなのでほぼ毎日更新状態ですが、しっかりと公開しました! Part.20 ニコニコ動画 YouTube Part.21 ニコニコ動画 YouTube Part.22 ニコニコ動画 YouTube では裏話を少しだけ。 Part.20 ニコニコ動画 YouTube Part.21 ニコニコ動画 YouTube Part.22 ニコニコ動画 YouTube 裏話 TALQu 48kHzの本気 3分間待ってやる レーザー痛い
ピッチ・シフトをはじめ、ボコーダーやトークボックス、ラジオ・ボイス、そして米津玄師「海の幽霊」で話題となったデジタル・クワイアなど、プラグインを使ったボーカル・エフェクトの作り方を紹介する本特集。ここでは、中田ヤスタカがプロデュースするPerfumeの楽曲でも有名なピッチ・シフターを紹介。“ケロケロ・ボイス”や“オートチューン”とも呼ばれるエフェクトの作り方を、プロデューサー/DJのTeddyLoidが解説します。 解説:TeddyLoid ピッチ補正ソフトの効果を活用したボーカル・エフェクト 世間では“ケロケロ・ボイス”や“オートチューン”と呼ばれることもあるボーカル・エフェクト、ピッチ・シ…
11年ぶりのアルバム『It's the moooonriders』をリリースしたムーンライダーズのインタビューを誌面から抜粋してお届けする。ロックからジャズ、ボサノバなどさまざまなスタイルを体得しながら、一聴してそれと分かる江戸っ子ギター・サウンドを奏でる白井良明。一人だけ2ndからムーンライダーズへ参加したロン・ウッド的存在であり、メンバーの中でもソロや自身のバンドfor instance、サポートなど、最も“他流試合”をこなす白井にとってのムーンライダーズとは何だろうか? Text:iori matsumoto Photo(Ryomei Shirai):Hiroki Obara 正直“休止…
台湾プデュ「原子少年」 前回。 n-miharu.hatenablog.com EP2は後ほど上がるそうなので。 リアルタイムで試聴すると時間帯が地味にキツい。 始まりが日曜23時はまあいいとして、終わる時間がな・・・ 海王星チームテーマ曲「反差的我 Another side of me」 youtu.be メンバー決定→練習風景→本番ステージ(客席リアクション有) 台湾中国語(繁体字っていうの?)中国プデュより字幕が分かりやすい。何となく意味が分かるところも多い。 0:16「edm風格的歌」 きた!これは自分の好きなヤツだ! ステージパフォーマンスは3:40~。 きたーーーーーーーーーーー!…
サウンド&レコーディング・マガジン2022年6月号の特集「ボーカル・エフェクト作成術」で紹介しているボーカル・エフェクトの音例を公開。ボーカル・エフェクト作りの参考に、誌面/バックナンバーの内容と合わせてお楽しみください! オリジナル音源 Vocal Effect 1:ボコーダー/ロボット・ボイス Vocal Effect 2:ピッチ・シフター(オートチューン) Vocal Effect 3:デジタル・クワイア Vocal Effect 4:トークボックス Vocal Effect 5:メガフォン・ボイス Vocal Effect 6:フォルマント・チェンジャー Vocal Effect 7:…
・上領さんの濃厚接触者疑い(のちの発表がなかったから感染はしなかったみたい)で急遽延期になった1月の公演から 2ヶ月強の時を経てやっと振替公演が実現✨・この日は1月の公演のチケも使えたので番号ひとつにつき2人が入る感じになってた 1月公演のチケを持ってるのは、延期を受けて急遽日程と会場そのままで開催されたゴートワンマンに来なかった人 4月の公演のチケを持ってるのは、日程変わって新しく来れるようになった、もしくはゴートワンマンに行ったので追加でチケ取った人・ゴートワンマンの時に半分くらい埋まってたから、言うてそんなに番号遅れないかなと思ってたけど なんだかんだ1月チケの人いたみたいで整番×2に近…