博物画であると同時に芸術的な美も目指すアートのこと。「ボタニカルアート」は植物の絵画という意味。 その植物の特徴的な部分をとらえ、なるべくリアルに、かつ美しく描く。 正しく模写することよりも、種としての特徴や、ほかの種との違いがわかるように描くのがポイント。
親切心と善意 No act of kindness, no matter how small, is ever wasted. どんなに小さな親切も無駄になることはないのです。 ―Aesop
若き愛 If I had a single flower for every time I think of you, I could walk forever in my garden. あなたのことを想うたびに一輪の花があったら、いつまでも庭を歩けるのに。 ―Claudia Adrienne Grandi
勝利と克服 He who controls others may be powerful, but he who has mastered himself is mightier still. 他者を制する者には力があるが、自らに打ち勝つ者はさらに強い。 ―Lao Tzu
優しい想い Pray you love, remember. And there are pansies, that's for thoughts. どうか忘れないで、愛することを。そしてこのパンジーは、想いのための花。 ―Unknown
出会った頃の気持ち Love is the magician that pulls man out of his own hat. 恋は自分の帽子から人を取り出すマジシャンです。 ―Ben Hecht
家庭円満と献身的な愛情 I will wind thee in my arms. So doth the woodbine, the honeysuckle, gently entwist. わたしの両手で抱きしめてあげる。ウッドバインが、甘いハニーサックルが優しく絡みつくように。 ―William Shakespeare
天真爛漫 The present moment is filled with joy and happiness. If you are attentive you will see it. 今この瞬間は喜びと幸福で満ちています。よく観察すれば、きっと見えるでしょう。 ―Thich Nhat Hanh
理解への感謝 Before we can forgive one another, we have to understand one another. 互いに許し合う前に、お互いを理解し合わなければなりません。 ―Emma Goldman
永遠の思い出 The best things in life are the people you've loved, the places you've seen, and the memories you've made along the way. 人生でもっとも素晴らしいことは、これまで愛した人たちと訪れた場所、そして、その中で作り上げた思い出です。 ―Unknown
美と幸福 A thing of beauty is a joy forever. 美しいものは、永遠の喜び。 ―John Keats
ここからようやく(笑) 4月の話題になります。桜の話題が続いたので、ギャラリー巡りを一回入れます。 4月1日は、会社帰りにアトリエ三月さんで、井口舞子さんの個展「Twinkle」をみてきました。 『アクリル絵の具や油彩を用いてとめどなく移り変わる日常の中瞬間的に存在している希望を 植物や星、自然物を通しその空気感ごと留めていたいという思いで制作を続けている。』と、コメントが入ってますが、特に植物をモチーフにした作品が多いですね。 でも、単なるボタニカルアートの範疇を飛び出して、抽象画風の作品が目につきます。 「リュウゼツラン」(左)と「洋々たる」左はまだ植物のかたちが残ってますが、右はすでに抽…
昨日は出かけていた娘と駅で落ち合って、ひと駅隣の駅前の県立公園にある市立の博物館へ行ってきした。日曜日で何時より人出はあるものの、相変わらず静かな公園で最後の桜を楽しんでから博物館へ。公園の下に住んでいた頃から、時々訪れる博物館ですが、展示品もあまり変わらず、もう少し工夫が必要という感じで、企画展の内容に興味が持てるときは出かけてみる程度ではあります。今回は市内で見ることができる植物の標本とボタニカルアート、収蔵品の植物があしらわれた着物、工芸品の展示でした。200円という格安な入館料で、今回は市内の「植物図鑑展」ー標本からアートまでーと銘打った企画展でした。小さなハンドブックには市内で見るこ…
「ジュードの花イラスト:ボタニカルアートと色鉛筆描画」 花を描くという行為は、単なる花の描写に留まらず、その美しさや生命力を捉えることが重要です。ジュード(Jude)さんの作品は自然の豊かさを取り入れ、色鮮やかな花々を表現します。彼女の花イラストは洗練されたボタニカルアートと色鉛筆描画の技術が見事に融合されており、観賞者に春の日のぬくもりを感じさせます。 ジュード(Jude)さんの作品はただ美しい花を描くだけでなく、それぞれの花の本質や特徴を捉えることで、花々の持つ神秘性や魅力を引き出しています。彼女のイラストはまるで花が紙から生き生きと躍り出てくるかのようなリアリティを持ち、花好きやアート愛…
毎朝毎朝描いていた草花のスケッチをやめて3ヶ月経ちました。 ブログのタイトルも「エミータスケッチ」から「エミータ」のみになりました。 何だか絵を描く気が失せてしまったんです。どうしてでしょうかね?飽きっぽいんでしょうかね。 調べてみたらボタニカルアートを始めたのは8年前でした。途中でブログに載せるようになって4年です。 習い始めは楽しくて。 初めのうちは誰でも進歩していくのが自分でわかりますよね。だから楽しくて8年間。 書店で関連の本を買って、ハンズで道具を買って、花屋やJAで花を買って、ウォーキングで道端の花を摘んで、美術館を覗いて、、、 8年間ボタニカルアートをしっかり楽しむことができまし…
JR東日本水戸支社のイベント列車、今度は梅酒トレインがあったのでもちろん乗ってきました。 今までの地酒列車は水戸駅発だったのですが、今回は午前の結城駅発、偕楽園駅・水戸駅・勝田駅コースと、午後の偕楽園駅・水戸駅・勝田駅発、土浦駅行きのコースでした。 最初は両方とも乗るつもりだったのですが、予約に少し出遅れて、午前のコースだけしか買えませんでした。 結城駅の受付開始が9時20分だったので、地元の駅を7時に出る電車に乗る必要があり、普段よりも早起きしなくてはなりませんでした。 結城駅で無事に受付を済ませて乗ったのはイベント列車のE501SAKIGAKE。 もともと偕楽園の梅をイメージしたラッピング…
「デジタルで描く個性豊かな多肉植物イラスト」 デジタルで描く個性豊かな多肉植物イラストは、ボタニカルアートの美しさとデジタルテクノロジーの融合を楽しむ絶好の機会です。iPadやMedibang Paintなどの無料アプリを活用して、愛らしい多肉植物を鮮やかに描き出しましょう。 紙モノや雑貨のデザインにも応用可能で、創造力を存分に活かすことができます。このクラスでは、植物画の魅力を無料アプリを使って学び、イラストから紙デザインまで幅広い表現方法を習得することができます。興味のある方はぜひ以下のリンクから詳細をご覧ください: 「無料アプリで描く植物画~イラストから紙デザインまで~」。 class1…
私の母は、趣味で「ボタニカルアート」をやっています。 ボタニカルアートは、17世紀にイギリスではじまった植物画のこと。 当時、写真の代わりに使われていたものなので、植物を正確に精密に細密に描くのが特徴です。 表から見えない植物の特徴も描きます。 元来は「図鑑の挿絵」だったからです。 茎や葉がどのような形や色や質感をしていて、どのように枝分かれしているのかなども見せる必要があるからだそうです。 単に「きれいな植物の絵」を描く のではなく、見る人に「この植物の特徴は何か」が分かるように描くことこそ、ボタニカルアートの一番重要なポイントらしいです。 母が、先日までうちにあったお花を描きました。 「バ…
「手描きのフラワーペインティングと植物アート」 最近、ヤングアートの中で手描きのフラワーペインティングが人気を集めています。アーティストたちが繊細なイラストや図を通じて、自然の息吹や美しさを表現しています。 特に、水彩画を用いたフラワーペインティングは、色鮮やかでありながらも優雅さと繊細さを兼ね備えており、観る者の心に深い印象を残します。植物の生命力や自然界の神秘を探求する中で、アーティストたちは独自のスタイルや表現を追求しています。 興味を持っている方々には、「心から広がる水、水彩画で描いたほのかなボタニカルアート」というクラスがおすすめです。このクラスでは、水彩画を使って繊細な植物の描写を…
今日も出社。朝スタバに寄ったら、紙コップがボタニカルアートっぽい花の柄で可愛かった。 出社仕事、ラッキーなことに順調に終わって、明日はもう在宅勤務にすることにした。 ここのところの毎日出社で、毎日当たり前に出社していた時のメリットデメリットを思い出した。メリットは仕事のような雑談のような会話がいろんな人とできるところ。デメリットは主に健康。寝不足が原因か疲労が原因かわからないけどクラクラする。そういえば毎日出社していた時めちゃくちゃパワフルに過ごしていたけど、実は結構な頻度でクラクラしていた。貧血持ちの人はわかると思うけど、クラクラしたまま歩いている時ある。あと便秘。トイレに行くタイミングに悩…
前回の続きで大阪高島屋「21世紀空間思考展」に出品した小ペン画、その2。他の展覧会やFB上でも未発表のものを何点か紹介する。 前回の投稿でも述べたが、共通するコンセプトや要素といったものは特になく、したがって全体としてのコメントも特にない。あまり濃すぎたり、メッセージ性の強くないもの、そしてバリエーションを意識したバランス感覚だけ。多少はデパートという場を意識したのか、私としては比較的珍しい選択基準。 ↓ 514 ガンダーラの裔 2021.8.22-23 19×14.2㎝ 水彩紙にゼラチン、水彩・ペン・インク 東京オリンピックの開会式の、パキスタンだったか、イスラム圏の選手団の行進のシーンから…
「洗練された美しいボタニカルアートを水彩画で学ぼう」 ジェイミー(Jamie)さんは才能あるアーティストで、特に植物学の写真を元にした手描きのイラストレーションとフラワーペインティングにおいて優れた技術を持っています。彼女の作品は、リアルな植物の図や美しい花々のペンの描画で知られており、彼女のボタニカルアートは人々に広く愛されています。 ジェイミー(Jamie)さんのボタニカルアートは、水彩画の技法を駆使して生命力豊かな植物や花々を描き出しています。その作品は、色彩の鮮やかさと繊細さが絶妙に調和し、美しさと洗練された感覚を醸し出しています。彼女の手にかかると、植物の本質が引き立ち、観る者を魅了…
「心から広がる水、水彩画で描いたほのかなボタニカルアート」 このクラスでは、ヤングアートとアートの愛好家たちに、手描きの美しいはがきやポスターを作成する方法を学びます。特に、フラワーペインティングと植物のイラストに焦点を当て、図や植物学的な要素を取り入れたアート作品を制作します。 詳細説明: このクラスでは、水彩画を使ってボタニカルアートを描く技術を学ぶことができます。水彩画は、自然界の色彩や質感を表現するのに最適な媒体です。フラワーペインティングと植物のイラストは、花や植物の美しさを捉えるための素晴らしい方法です。 このクラスでは、水彩画の基本的な技法から始め、様々な植物の描き方や色使いのコ…
数年前からお笑い芸人が作った絵本が話題になっていた。従来からある形の絵本ではなく、もっと精密に、まるでボタニカルアート(植物画)のように細かく描かれた絵本で、私もずっと一度見てみたいと思っていた。 著者はキングコングの西野亮廣(あきひろ)さんで、本の制作については、これもお笑い芸人のタモリさんから助言をもらったと言われている。 その『えんとつ町のプペル』(2016)までに、西野さんは5~6冊の絵本を描いている。1枚1枚すべてが植物画のように精密で、幻想的で、映像的な図柄である。 私は『えんとつ町のプペル』を手に入れた時、胸のワクワクするのを禁じえなかった。どんな絵本なのだろう、どんな絵が描かれ…
「花というよりは花のように、春の日のぬくもりを描きます _ ジュードのボタニカルアート」 ジュード(Jude)さんのボタニカルアートは、自然界の美しい植物を正確に描写した洗練されたイラストです。彼女のボタニカルイラストは、花や植物の細部まで丁寧に再現されており、色鉛筆を使って緻密な表現がなされています。ジュード(Jude)さんの作品は、まるで実物そっくりの花のイラストを見ているかのような感覚を与えてくれます。 彼女のアートは単なるイラストだけではなく、一種の図としても見ることができます。ジュード(Jude)さんは植物学的な知識に基づき、花や植物の特徴や形態を正確に再現しています。そのため、彼女…
今年も美術館の初詣は小杉放菴記念日光美術館。 ここは東照宮まで近い市営駐車場に隣接しているのだけど、駐車場の入り口で係の人に美術館利用と告げると2時間までは無料になる。 今回の企画展は「五百城文哉生誕160年記念文哉と放菴」。日光に住み日光の風景画を「みやげ絵」として描き続けた五百城文哉とその弟子で、後に洋画から日本画まで画風を広げた小杉未醒=放菴の二人展だ。この二人の日光の名所を描いた風景画は、この美術館でも何度も観ているし、さらには京都近代美術館「発見された日本の風景」展、府中市美術館「ただいまやさしき明治」展でも観ている。ただし今回の企画展は、五百城文哉生誕160年記念ということで、質量…