いやー、長かった。でも中世イタリアを堪能しました。たっぷりと。 タイムスリップができるのなら一週間くらい中世に飛んでみたいなあ等と思いました。作品のように結構退廃的だったのか、あるいはやっぱり宗教的価値観の軛にぎっちぎちにつながれたような社会だったのか・・・。 時は、聖書が民衆の言葉(イタリア方言)に翻訳されるより前。だからこその教会による支配が可能だった時代、きっと牧歌的な時代だったのだろうなあ。 上巻・中巻に続き、本巻が最後。8-10日にわたる30話を収録しています。 話の内容は相変わらずトンデモ話やエロ話なのですが、一番強烈だったのは第9日第10話。ピエトロ親父の妻を神父さんが魔法で雌馬…