19世紀イタリアのコントラバスヴィルトゥオーゾといえば、ジョヴァンニ・ボッテジーニ。 コントラバス業界では極めて有名な人物ですが、 一般的なクラシック音楽ファンにとっては、残念ながら知名度は低いままかなあ? 私自身、ここのところ、彼の作品をほんの一部しか弾いていません。 彼の作品、まるで「コントラバスのパガニーニ」のように、本当に超絶技巧のオンパレード。 なんとか弾くことは出来ますが、自分自身が年齢を重ねてきたからなのか、弾いてみたいという希望は沸かないのが実情。 ただ、例外的に今でも弾いてみたくなっている曲はいくつかあります。 ひとつ、ご紹介します。 ソプラノ独唱にコントラバスがオブリガート…