概要 PostgreSQL 9.6 以降では pg_stat_activity ビューに wait_event_type, wait_event が導入されました。これらの列ではバックエンドが待機しているイベントの情報を確認できます。この待機イベントの情報を収集することで、PostgreSQL のボトルネック調査に役立つかもしれません。 事例 pgbench でパフォーマンスの検証を行っていたところ、以下の事象が見つかりました。 クライアント数に対して TPS が直線的に増加しない クライアント数に対して latency が直線的に増加する CPU は余力 (vmstat の id) がある …