通勤の道は、名古屋城へと続く運河沿いの道を歩いているある日 湖面が異様に騒めいている感じを受けて目を向けると、見たこともない魚の群れが集まっていた。 調べてみると、ボラの稚魚らしい。 原因は不明だが、海から10km以上もあるここまで遡上してきたようだ。 そしてこの運河にある堰に阻まれて遡上を阻まれてしまい、ここに集中しているみたいです。 あの日から2週間、3週間が経過する。 力尽きたものは、湖岸に打ち上げられたり、だんだんと数が減っているのだろうが それでも網ですくえるほどの数が数百メートルの範囲に広がっている。 本能のまま 次の大潮を待っているのか。 海に帰れるのか。 なにを思っているのか。…