ボルテックといえば、フェザーンの要人で黒狐ルビンスキーの右腕だった男です。個性は強くありませんが、官僚として能力は十分優秀(そうでなければ自治領主補佐官、帝国駐在弁務官など務まりません)でした。 そのボルテックの躓きは皇帝誘拐計画の対帝国交渉でラインハルトに手玉にとられた時からです。作中でも指摘された皇帝を誘拐してから交渉に入る、または案だけ提示して帝国からの申し出を聞いてから受け入れ先の同盟との仲介を行えば、ラインハルトも譲歩したでしょう。それが中途半端なタイミングで交渉に及んだため、見透かされてしまいました。 ラインハルトをへぼ役者扱いした報いで、ボルテックは恫喝までされます。 この後、ボ…