株式会社ポケモン(販売元:任天堂)より2003年11月21日に発売された、ニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフト。通称「ポケコロ」。開発はジニアス・ソノリティ。
ニンテンドウ64の「ポケモンスタジアム」シリーズの流れを汲む作品で、育てたポケモンを使ってテレビ画面でポケモンバトルが楽しめる対戦モードに加え、今回はシナリオモードが追加されている。
カントー地方やホウエン地方とは遠く離れた、どこか西部劇風の雰囲気を持つ「オーレ地方」が舞台。
「ポケモンスタジアム」で定番だった実況が無くなったり、旧ポケモンが「ポケモンスタジアム」の使いまわしであることから、戦闘面はあまり良くない。
トレーナーのダークポケモンを捕まえることができる「スナッチ」という要素があるが、ダークポケモンは心が閉ざされており、捕まえたポケモンの心を正常に戻す「リライブ」という作業が必要になる。
続編にあたる「ポケモンXD 闇の旋風ダークルギア」もこの要素が含まれる。
GBAケーブルに対応しており、「ポケットモンスター ルビー・サファイア」「ポケットモンスター エメラルド」「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」と完全連動。
本作発売当時の“第3世代”では、ジョウト地方のポケモン(ポケットモンスター金・銀をはじめとする“第2世代”の初登場組)の入手手段が限られており、それらのポケモンを入手できる作品であったことが売りだった。しかし、“第4世代”の作品でジョウト地方が舞台である「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー」の発売以降はこの作品にあまり価値はない。
ただし、イベント配布以外でセレビィ*1を入手できるのは本作のみである。
*1:だだし予約特典の「ポケモンコロシアム拡張ディスク」が必要