今日の本読みコーチングに参加されたのは、50代の女性。両親、そしてご主人のご両親、二組の親の介護を仕事の合間にされている方でした。 「大変でしょう?」と聞きたくなるほどの状況。けれど、その方は、静かに、穏やかに、こう話してくれました。 「姉と兄と一緒に、実家の両親の介護をしているんです。でも姉が一番中心になっていて、私は姉の“聞き役”なんです。姉はいつもため息混じりで、ネガティブな言葉が多くて…。でも、そうやって気持ちを吐き出せる場所があれば、少しは楽になるかなって。私にできること、それが今の役割かなと思うんです。」 その言葉を聞いて、心がふわっと温かくなりました。「何かをしてあげる」ではなく…