直訳すれば「政治的に正しい」、もしくは「政治的正しさ」
主にアメリカで広がった、偏った用語を追放し中立的な表現を使用しようという運動(Political Correctness、PC)を指し、差別語(もしくは、差別的な意味合いが含まれると解釈された単語)を別の言葉に言い換えることを指すことが多い。
例として、接尾辞の"-man"は性差別的であるとして"-person"に変更したり*1、背が低いことを"vertically challenged"(垂直方向に(神から)試練を受けた)と表現することや、一般代名詞として"him"を用いずに"it"で受けるなどがある。
日本での差別用語の言い換えと類似し、行き過ぎだと考える側の人々からは、いわゆる「言葉狩り」だと捉えられることもある。
本来は進歩派(左派)的な方向から、(本来の)主流派に反対して、少数派の権利の保護であるとかの社会的公正の実現を唱えるポジションを指す。
*1:chairman→chairperson、またfireman→firefighter など