Poul Anderson
SF作家。
1926年ペンシルヴァニア生まれの北欧系アメリカ人。ミネソタ大学で物理学を専攻。47年に、アスタウンディング誌に発表した『明日の子ら』(F・ウォルドロップと共作)で作家デビュー。 その後、専業作家となる。
長編デビュー作は1954年の、『脳波』。
米SF黄金時代を支えた大家の一人で、ハードSFからスペースオペラ、ファンタジーに至るまで幅広い作風を持ち、またその平均した質の高さから、「SFのバックボーン」とも呼ばれる。米SFを語る上で、外す事の出来ない巨匠。
長く活躍を続けたが、2001年7月31日、死去。
ちなみに、84年ヒューゴー賞、83年ネビュラ賞のダブルクラウンに輝いた『ブラッド・ミュージック』の作者、グレッグ・ベアは彼の義理の息子にあたる。
『脳波』
『折れた魔剣』
『タウ・ゼロ』
『大魔王作戦』
『百万年の船』
など
『長い旅路』/61年ヒューゴー賞
『王に休戦なし』/61年ヒューゴー賞
『肉の分かち合い』/69年ヒューゴー賞
『大気と闇の女王』/72年ヒューゴー賞、71年ネビュラ賞
『トラジェディ』/73年ヒューゴー賞、72年ネビュラ賞
*未訳 Hunter's Moon/79年ヒューゴー賞
*未訳 The Saturn Game/82年ヒューゴー賞、81年ネビュラ賞
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