モノリシックカーネルよりもカーネルの規模を押さえ、他のシステムサーバと呼ばれるプロセス群によりOSの機能を実現したもの。
マイクロカーネルでは各種機能が分離されており、カーネル自身はメモリへの読み書きなどの基本的な機能しかもっていない、カーネルに出された要求はカーネル内部からプロセス間通信でモジュールを呼び出すことにより実現する、そのため、開発効率の向上や移植や機能追加も楽になる。
ただし、プロセス間で通信を行うためそこに発生するオーバーヘッドが非常に大きい、それとCPUの動作モードを切り替える必要性があるため処理速度の向上が難しいという欠点がある。
最近のOSの多く(WindowsNT、Mach(Mac OS X,NEXTSTEP)、TRON仕様OS、BeOS、Mona)で採用されている。