Minority Report
2054年のワシントンDC。犯罪予防局の刑事ジョン・アンダートンは、予知能力者・プリコグの透視により、次々と犯罪を未然に防いでいた。ところがある日、プリコグが透視した犯人の名がジョンだったことから、彼は予防局に追われる立場に追い込まれる…。
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SF映画
犯罪予知による殺人防止と言えば聞こえは良いが、実態は監視社会のような世界において人間性は保たれるのかと問い掛けてくるような映画 メイン要素はプリコグ達による犯罪予知は信頼できるかにジョンが振り回される筋書きになっているけど、同様に目立つのは作中世界がディストピア的な監視社会となっている点だね街中での網膜スキャンは当たり前、捜査機関によるアパート住民への強制的な身分確認も平然と行われる。そもそもプリコグによる予知も見方を変えれば内心の自由を侵しているかのようそうした監視社会は例えば網膜スキャンから最適な広告を表示したり、犯罪予防に役立ったりと住民のより良い生活の礎となっていると見えるけれど、同時…
2002年公開の『マイノリティ・リポート』。 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』などのSF作品で有名なフィリップ・K・ディック氏の短編小説を原作とした映画です。 監督は『E.T.』『ジュラシック・パーク』などでも有名なスティーヴン・スピルバーグ監督。 そして主演はトム・クルーズ。更にはコリン・ファレルなども共演しているこの映画、SF好きであれば名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。 eiga.com
【ネタバレ注意】予言者を使って犯罪を事前に抑止するシステムのある社会。そんな中警察の主人公が心当たりのない予知で殺人犯として追われる身となる。 しかし予知の被害者は息子を殺害した男のようだ。警察として逮捕することで予知を回避するが、なんと男は雇われてて、真犯人がいるという。鍵になるのが、エラーとみなされて破棄された少数のデータ=マイノリティ・リポート。これを追い求める過程で、予言者の母親が真犯人に殺害されていたことがわかる。 なんとこの予言システムには「同時刻同場所で似たようなことを起こせば予言を撹乱できる」というガバガバな仕組みがあったのだ。それを知っているのは局長である。 いよいよ主人公が…
批評 スタッフ・キャスト 批評 原作とは話も人物設定も全く異なり、近未来ものと推理ものを両立させた映画となっている。 近未来面では独特な世界観が面白く、推理面では主要人物についての描写は深く掘り下げられており、二つの形式をしっかり両立させている。 かなり話が複雑で、一回の鑑賞ですんなり理解するのは難しいが、原作を読んだ方、近未来ものが好きな方、推理ものが好きな方におすすめである。 原作は↓の短編集に含まれています。 トータル・リコール ディック短篇傑作選 作者:フィリップ・K・ディック,大森 望 早川書房 Amazon スタッフ・キャスト 監督:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:ジョン・コーエ…
言わずと知れたディックの短編小説が原作のSF映画。僕は1度、LAにいるときにこの作品を自宅で観たから、今回が2度目の視聴だった。 この作品の、SFならでは、そして、この作品のプロット(未来に起きる犯罪の予知)ならではのストーリーテリングと展開にすごく目が引かれた。例えば、下の主人公のジョンがダニーに銃を向けるシーン。銃を向けられても、ダニーはまったく怯まない。なぜなら、発砲することは予知されていないからだ。こういう細かい要素が、確実にストーリーと世界を創造していく。 主人公の過去の悲しみと苦しみは、現在、そして未来までに侵食してしまっていた。だが、彼は、未来に対する希望を得たことによって、過去…
「マイノリティ」 今は色んな意味で使われてる言葉。 最初にこの言葉を知ったのは映画、トム・クルーズ主演「マイノリティ・リポート」 たぶん…。 学生時代に勉強で習ってたかも?やけど、それは覚えてない。 内容とか映画館に行ったのかお家で観たのかはもう忘れちゃったけど、言葉と意味はなぜか覚えてる。なんか ‟ピン″ と来たんかな。「少数派」の響きと意味に惹かれ、憧れめいたものを感じたからかも。 みんなと一緒やと安心する。 そんな環境で育ってきたからか、日本人のほとんどがそういう思考だからか?人とちょっと違うと「えっ?わたし、間違ってる?」と不安になってしまう。 人と違うことがなんだか集団から弾かれてる…
ずっと見たいと思っていたマイノリティ・リポートをやっと見た。 最近は通勤やジムでのトレッドミル中に映画を見ている。マイノリティ・リポートはおもしろい。 温泉の風呂とかでプリコグごっこをするのがよい。 風呂で上を向いてぷかぷか浮かんで、「murder...」と言えば立派なアガサだ。 3人寄れば完璧だ。その場は聖域となる。
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.422 【マイノリティ・リポート】(2002年作品) 今回はチラシとパンフレットとプレスです。 《解説》 スティーブン・スピルバーグXトム・クルーズ 二つの才能がこの映画で出会う! 2054年 ワシントンD.C. 全ての殺人は3人のプリコグ(予知能力者)によって予知され《犯人》は犯罪予防局によって捕らえられる。犯罪予防局のチーフであるジョン・アンダートンにとって、それは完璧なシステムであり完璧に調和のとれた世界だった…彼が36時間以内に会ったこともない男を殺すことを予知されるまでは――…
更新日:2020年12月17日<br/> 生まれて初めて内視鏡、いわゆる胃カメラをやった。最近なんだか食道から胃の調子が悪くて、逆流性食道炎じゃねえのか?という疑いがあったので。 で、それがバチクソにキツかったので、どんだけクソつらかったかをイラストにした。 完全実録鮮度抜群の内視鏡レポである。20代で内視鏡を経験する人は少数派だろう。つまりこれは少数派の報告、マイノリティーリポートである。おれがトムクルーズだ。 マイノリティ・リポート (字幕版) メディア: Prime Video 内視鏡童貞の人はこのイラストを見て恐怖に震えてほしい。絶対に恐怖に震えてほしい。そして来る日を想像して絶望に打…
アレサンドロです。 https://bs-movie-matome.hatenablog.com/ 「マイノリティ・リポート」は、ドリームワークス製作による2002年に公開されたアメリカのSF映画です。 トム・クルーズ演じるジョン・アンダートンが殺人容疑者として追われるはらはらどきどきの映画に仕上がっています。 ストーリーは、 西暦2054年、ワシントンDC。政府は度重なる凶悪犯罪を防ぐ策として、“プリコグ”と呼ばれる3人の予知能力者によって未来に起こる犯罪を事前に察知し、事件が実際に起きる前に犯人となる人物を捕まえてしまうというもの。 ジョン・アンダートンはその犯罪予防局のチーフとして活躍し…