自転車ロードレース、ツール・ド・フランスにおいて、個人総合成績1位の選手に与えられる黄色のリーダージャージ。Maillot Jaune。
ツール・ド・フランスの各ステージ終了後、個人総合タイムがトップの選手が確定すると、その日の表彰台の上でジャージが手渡され、選手はそれに袖を通して祝福を受ける。したがって、最終ステージの終了時点でマイヨ・ジョーヌ着用の権利をもっている選手がツール・ド・フランスの総合優勝者となる。
この黄色いジャージの発祥は、1919年のツール開催中だという。各チームの色とりどりのジャージの中で、一体誰が現在の総合トップ選手なのかが判別しにくいという理由から。ジャージの色は、当時の大会を主催していた「L'AUTO紙」の新聞紙の色。
現在マイヨ・ジョーヌは、各チームが独自に作ったものだったり、黄色いジャージにチームの名前やロゴマークをアイロンプリントして調達したりしているという。