レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「愛すれど哀しく」(1971)です。 20世紀初頭のミラノ、可憐な洗濯女ベルタ(オッタヴィア・ピッコロ)は、親の反対を押し切ってパン職人ブブと暮らし始めるが、このブブと言う青年はとんでもない男だった。働くことをせずにベルタに娼婦として働かせ、自分は遊び惚けるというヒモ男で、やがてベルタは客から梅毒を移される。そんな中ピッコロという田舎から出て来た青年と親しくなるのだが… シャルル・ルイ・フィリップの小説「ブブ・ド・モンパルナス」をイタリア、ミラノを舞台にして映画化した作品です。監督は「ビアンカ」「わが青春のフロレン…