卵白に砂糖、アーモンドプードル(パウダー)等を加え、混ぜて焼き上げたお菓子。
日本で「フランスのお菓子」として知られる、間にクリームなどをはさんだ、カラフルでさくさくしっとりな「マカロン」は、「マカロン・パリジェンヌ(パリジャン)」と呼ばれるフランス・パリ風のレシピを基本としたもの。広義の「マカロン」の発祥はイタリアとされる*1。また、「ナンシー風*2」「アミアン風*3」など、その流れを汲まないとされるものも含め、さまざまなレシピが各地にある。
マカロン・パリジェンヌはフランスのパティスリー「ラデュレ(Ladurée)」が1930年に売り出したものが始まりである。ラデュレは2008年7月に日本にも出店している(1号店は東京・銀座三越内のラデュレ銀座店)。日本においては、マカロン・パリジェンヌが2005年ごろからブームとなった。