アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するキャラクター。担当声優は櫻井孝宏。
地球の各国連合の総意によって設立された治安維持組織「ギャラルホルン」の内部調査部門である監査局に所属する武官。階級は特務三佐。
ギャラルホルンを束ねる「セブンスターズ」の一家門であるファリド家の出身だが、嫡男ではなく愛人の子であり、現当主であるイズナリオ・ファリドに養子として引き取られた経緯を持つ。 同じくセブンスターズの一角であるガエリオ・ボードウィンとは幼少期からの友人。ガエリオの妹であるアルミリア・ボードウィンとは親同士が決めた許婚の関係にある。カルタ・イシューとも幼い頃からの付き合いで、好意を向けられている。
若くして有能なモビルスーツパイロットであり、青いシュヴァルベ・グレイズに搭乗する。ギャラルホルン内部の腐敗と支配力の低下を憂いており、組織の改革を目指している。
ガエリオと共に監査官として火星に派遣され、三日月・オーガスの駆るガンダム・バルバトスを擁する鉄華団と邂逅。クリュセ郊外を探査中、ガエリオの運転する車がクッキー・グリフォン、クラッカ・グリフォン姉妹を轢きそうになり、そのお詫びとしてチョコレートをあげた。その後、火星軌道上での戦闘で、三日月からは「チョコレートの人」として認識されていたことが判明する。
火星での監査を終え地球圏に帰還した後は、自らの本懐であるギャラルホルンの改革を成し遂げるため、長髪と金色の仮面で変装して素性を隠し、「仮面の男」として暗躍している。クーデリア・藍那・バーンスタインと鉄華団がギャラルホルン改革の力になると考え、地球降下の手助けをする商談を持ちかける。その商談の際、三日月から「チョコレートの人」と正体を一目で見抜かれ、その場にいたオルガ・イツカとビスケット・グリフォンにも素性を知られた。鉄華団の地球降下作戦では、グリムゲルデに搭乗し、三日月の駆るガンダム・バルバトスを援護した。その際に「モンターク」と名乗った。