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マグノリアの花たち

(映画)
まぐのりあのはなたち

リスト::外国の映画::題名::ま行
Steel Magnolias
1989年 アメリカ映画

原作はロバート・ハーリングが1985年10月に糖尿病による合併症で妹のスーザンを亡くした実体験を元に書いた戯曲”Steel Magnolias”。彼にとっての初戯曲であり、彼の故郷ルイジアナ州ナッチトッチズにいた女性たちをモデルにしたものだった。母と妹の体験と2人を取り囲む環境を描いたこの作品は10日間で書き上げられてオフ・ブロードウェイで幕を開け、批評家と観客の双方から絶賛された。それを知ったプロデューサーのレイ・スタークが映画化権を取得。脚色は原作者ロバート・ハーリングに、監督はハーバート・ロスに依頼した。また、主演女優6人には80年代後半を代表する女優を起用。ハーリングの母にあたる役をサリー・フィールドが演じ、そして妹にあたる重要な役にはジュリア・ロバーツが抜擢された。
ストーリーの舞台は南部にあるチンカピンという架空の町になっているが、実際の撮影はロバート・ハーリングの故郷ナッチトッチズで行われた。監督は住民をエキストラに起用、また、スーザン・ハーリングを知る人物で、劇中に登場する自分の役を演じた人もいる。たとえばシェルビーが入院する病院シーンでは実際にスーザンの治療に携わった医師・看護師、病院スタッフが出演した。
映画は1989年11月5日に公開されて高い評価を受け、そしてジュリア・ロバーツがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるという栄誉に輝き、彼女の出世作となった。北米での公開期間中で8,500万ドル近い興行収入をあげた。日本公開1990年4月。
※以上、DVD:ASIN:B00005LMGSのプロダクション・ノーツを参考にまとめました。

オールキャストの超一流女優を使った贅沢な女性群像映画ですが、お話は一見、地味め。生と死を扱ったシリアスな題材でありながらユーモアが常にあり、ルイジアナの美しい自然の映像と泣き笑いのうちに深い感動が。スターになる直前のジュリア・ロバーツ(本作が1989年、大ブレイクした『プリティー・ウーマン』は1990年公開)が清新で非常によいです。

内容紹介

Amazon.co.jp

ルイジアナ州の小さな町に住む6人の女性たちの悲喜こもごもの人生。信仰嫌いの嫌われ者の老女、不治の病に苦しみながらも出産を決意する若い主婦、そんな娘を見守る母親など、誰もが悩みをかかえ、苦しみながら、ささえあいあながら、一生懸命に生きる姿を温かく映し出した感動作。

小さな町のささやかな暮らしの中のドラマを丁寧につづった脚本、演じる女優たちの演技など、すべてがハイ・クォリティ。まだスター女優になる前のジュリア・ロバーツが、不治の病に苦しむ女性を熱演。シャーリー・マクレーン、サリー・フィールドなどベテラン女優相手に一歩も引けをとらない存在感を見せ、大器の片鱗を見せた作品だ。演出はハーバード・ロス。ロス監督の傑作『愛と喝采の日々』と双璧をなす、女性ドラマの秀作といえよう。(斎藤 香)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)

ハリウッド6大女優共演で贈る感動ドラマ。ジュリア・ロバーツが、難病を患いながらも子供を産もうとする女性を好演。監督は『フットルース』のハーバート・ロス。

内容(「Oricon GE」データベースより)

ジュリア・ロバーツ、シャーリー・マクレイン、ダリル・ハンナほか、ハリウッドを代表するスター競演による感動作。

DVD:マグノリアの花たち コレクターズ・エディション [DVD]マグノリアの花たち コレクターズ・エディション [DVD]
118分 シネマスコープ
  • 製作総指揮 ビクトリア・ホワイト
  • 製作 レイ・スターク
  • 監督 ハーバート・ロス
  • 脚本 ロバート・ハーリング
  • 原作 ロバート・ハーリング(舞台『スティール・マグノリアス』戯曲)←牧師役で出演
  • 撮影 ジョン・A・アロンゾ
  • 音楽 ジョルジュ・ドリュー
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