シリーズ第四弾。前回の事件から数年が経っている設定。新田刑事は出世して 警部になり、殺人事件の捜査の指揮を取るほどにまでなっています。新田たちは、 最近起きた三つの殺人事件の共通点に着目し、これが連続殺人事件であることを 突き止める。三つの殺人事件の被害者は、すべて過去に人を殺した犯歴があったのだ。 しかし、動機を持つ被害者遺族たちは、皆それぞれにアリバイがあった。そこで、 警察は、これがそれぞれの遺族たちによるローテーション殺人であることを導き出す。 すると、容疑者である遺族たちが、クリスマスイブの夜にこぞってホテル・コルテシア 東京に泊まることが判明した。そこで、過去二度に亘って潜入捜査を…