日本国憲法は、第二次世界大戦後、米軍を中心とする連合国軍の占領下におかれ、GHQ(連合国軍総司令部)の指導のもとに作成され、制定、公布された。統治者にすれば非統治者が二度と歯向かえないようにするために憲法を作るのは当然だろう。 そこで第9条に平和主義の名のもとに軍隊を持たせないように規定した。更に占領統治し易いように、精神的にも統治者に従順するように教育をしたのも戦略だっただろう。しかし近年中国が力を強め、米国を凌ぐ勢いを見せ、ロシアは侵略戦争を始めるし、北朝鮮は核開発を進めているなど世界情勢が不安定になっている。 米国とNATO軍ではアジアには手が回らない。 そこで日本に軍隊を持たせ、民主主…