Final Fantasy VIIの戦闘システムにおいて根幹を為す特殊アイテム。
一つのマテリアには一つのアビリティが対応し、武器・防具に装着することでそのアビリティを使用することができるようになる。マテリアには以下のような種類がある。
各マテリアは使い続けることでレベルが上がり、使えるアビリティが増加したり変化することもある(「ケアル」→「ケアルラ」など)。レベルがMAXとなったマテリアは、「マスターマテリア」と呼ばれ、新たに最低レベルの同じマテリアを一つ精製する。ちなみに、多くはマスター前にアビリティの成長が止まるので、マスターマテリアとなった時のメリットは、マテリアが増えることと売却価格が上がることのみである。しかし、非売品のマテリアの増殖や手っ取り早いギル稼ぎのためには必要なものであった*1。
マテリアシステムの大きな特徴は、どのキャラクターがマテリアを装着しても同じアビリティを使用できるという点にあり、どのマテリアを誰に装備させるかを工夫することで戦闘の幅を大きく広げることができる。また、武器・防具はそれぞれマテリアの装着制限個数が異なっており、マテリアのレベルを上げるAP(アビリティ・ポイント)の取得効率も装備ごとに異なっていたりするため、単純な攻撃力・防御力だけでは装備を選べない。
ちなみに、作中の設定としては、マテリアとは魔晄エネルギーが凝縮されて結晶体となったものとされ、戦闘システムに使用するものとは別に、「ヒュージマテリア」と呼ばれるものも存在する。
*1:「ぜんたいか」のマテリアは、安く買える・マスター化が早い・売ればそれなりに高い、という条件を満たすため、ギル稼ぎには専ら「ぜんたいか」が利用された。