前回は【実体経済編】として、自分の影響を受けた高橋亀吉について述べた。 今回は理論経済学についてである。 以前にも述べたが、学生時代も既存の経済学の理論や、経済学史にはある程度目を通したものの、「腹落ち」するものがなかった。 また、興味はあったものの(高橋の指し示した実体経済分析には具体的関心があった一方で)、理論経済学に関しては、「何を、どのように探究したいのか?」も明確ではなかった。 自分がそのヒントを得たのは、(むしろ実務である)インターンシップであり、後に「企業家のビジネスモデル」に焦点を当て、現在に至る。 ネタ明かしかつ専門的になるので、ここでは詳細に踏み込まないが、どのような軌跡を…