日経平均株価は、11月に急騰し、12月7日に戻り高値を付けた後は、2万6,000円台後半で、もみ合いを続けています。 株価急上昇の中、注目されるのは、個人投資家が、多く保有しているとされる、日経平均株価連動債(日経リンク債)の償還金の行方です。 新たな材料として、注目されるのは、思わぬ株高で、満期前に戻ってくる、日経リンク債の償還金の存在です。 日経リンク債とは、オプションを組み込み、日経平均株価の変動で、債券の償還金額や、利率が決められる仕組債のひとつです。 期間中に、日経平均株価が、あらかじめ決められた水準を上回れば、額面100%で償還されますが、決められた水準を下回れば、株価に連動して償…